氷室京介密着ドキュメンタリー劇場初日イベント開催。“氷室京介の入門編としても”

ポスト


氷室京介に迫ったドキュメンタリー作品『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT”』THEATER EDITIONが7月1日(金)より2週間限定で劇場公開中だ。先日BARKSでは本作の試写レポートをお届けしたが、昨日7月1日にTOHOシネマズ 日本橋にて、同作の公開を記念したトークイベントがおこなわれた。

2014年にライブ活動の無期限休止を宣言し、2016年5月23日の東京ドーム公演をもってステージを降りた氷室京介。今回のイベントには、そんな氷室京介を2010年から2016年の6年間追い続けた山崎大介監督と、これまでに幾度も氷室京介にインタビューを行ってきた音楽評論家・田家秀樹が登壇した。ふたりは氷室京介の魅力をたっぷりと語り、会場に集まったファンの観客らとともに氷室京介への熱い思いを分かち合ったという。なお満席の場内は、ほぼ全員が氷室京介の最後のライブである<LAST GIGS>東京ドーム公演を観に行っていったファンで埋め尽くされたそうだ。

以下が、山崎大介氏と田家秀樹氏によるコメントとなる。

  ◆  ◆  ◆

[山崎監督コメント]
この作品は、私が送った企画書を氷室さんが読んでくれたことがきっかけではじまりました。6年前、当時私の子どもの勉強を見ていたところ、孔子の論語「五十にして天命を知る」という言葉を目にし、50歳になる氷室京介の「天命」とは何なのかを知りたいと思い、それを企画書に込めました。 氷室さんのプライベートインタビューのほか、この作品の見所のひとつである<We Are Down But Never Give Up!!>と<LAST GIGS>のふたつのライブシーンでは、東京ドームにいるような鳥肌が立つライブ感、臨場感を少しでも再現したいと思って編集しました。 タイトル「POSTSCRIPT」は「P.S.」つまり「追伸」という意味で、『FLOWER for ALGERNON』のアルバムで、ダニエル・キイスが書いた原作の終わりにある「追伸」から取りました。

氷室さんの<LAST GIGS>を補完する「追伸」としてファンのみなさんにお伝えしたいという思いを込めています。
この映画は、氷室京介のことが好きなコアなファンの方々にはもちろん、氷室京介の入門編として、まだ氷室京介という人についてよく知らない人にも、“氷室京介”がどういうアーティストなのかというのを知ってもらうためにも、是非観て頂きたいです。

  ◆  ◆  ◆

[田家秀樹コメント]
この初日に来ている観客の人々には、“氷室京介”を知ってもらうためにも、この映画を周りの人たちに紹介してもらいたい。それが“氷室京介”のファンとしての使命だと思います。

  ◆  ◆  ◆

なお、会場には映画公開の初日に合わせて氷室京介からのコメントが到着。氷室京介の想いが込められた言葉に、観客席からは自然と拍手が沸き起こったとのことだ。

『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT”』THEATER EDITION

公開期間:2016年7月1日(金)〜7月14日(木)2週間限定公開
上映時間:116分
監督:山崎大介
製作:日本テレビ放送網 東宝
協力:BeatNix Corporation of America
制作プロダクション:Picture-L
配給:東宝映像事業部
(c)NTV, distributed by 「POSTSCRIPT」FILM PARTNERS

この記事をポスト

この記事の関連情報