デヴィッド・ギルモア、22年ぶりに「吹けよ風、呼べよ嵐」をプレイ

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デヴィッド・ギルモアが先週末(6月25日)ポーランド・ワルシャワにて、ソロ公演で初めてピンク・フロイドの「One Of These Days(吹けよ風、呼べよ嵐)」をプレイした。

◆デヴィッド・ギルモア画像

「One Of These Days」はピンク・フロイドの6枚目のスタジオ・アルバム『Meddle(おせっかい)』(1971年)に収録。ギルモアがピンク・フロイドとして最後に同曲をライブ・パフォーマンスしたのは、1994年10月だった。

また、最新アルバム『Rattle That Lock』に収録する「Dancing Right in Front of Me」もこの日初めてプレイしたという。

2015年秋に4枚目となるソロ・アルバム『Rattle That Lock』を発表したギルモアは、このワルシャワ公演からプレミアムなヨーロッパ・ツアーを開始した。同ツアーでは、古代都市ポンペイ、ヴェローナの古代ローマ時代の円形闘技場、オーストリアのシェーンブルン宮殿、フランスのシャンティイ城など歴史的建造物でパフォーマンスする。


初日(6月25日)のセットリストは以下のとおり。
セット1
1.5 A.M.
2.Rattle That Lock
3.Faces of Stone
4.Wish You Were Here(ピンク・フロイド)
5.What Do You Want From Me(ピンク・フロイド)
6.A Boat Lies Waiting
7.The Blue
8.Money(ピンク・フロイド)
9.Us and Them(ピンク・フロイド)
10.In Any Tongue
11.High Hopes(ピンク・フロイド)
セット2
12.One of These Days(ピンク・フロイド)
13.Shine On You Crazy Diamond(Parts I-V)(ピンク・フロイド)
14.Dancing Right in Front of Me
15.Coming Back to Life(ピンク・フロイド)
16.On an Island
17.The Girl in the Yellow Dress(with レシェック・モジジェル)
18.Today
19.Sorrow(ピンク・フロイド)
20.Run Like Hell(ピンク・フロイド)
アンコール
21.Time(ピンク・フロイド)
22.Breathe(Reprise)(ピンク・フロイド)
23.Comfortably Numb(ピンク・フロイド)

2日目のオーストリア・ウィーン公演では「One Of These Days」と「Dancing Right in Front of Me」はプレイせず、セット2は「Astronomy Domine」(ピンク・フロイド)から始まり、「Dancing Right in Front of Me」の代わりに「Fat Old Sun」(ピンク・フロイド)を演奏したそうだ。(「One Of These Days」は3日目の公演で再び演奏)。

次回は土曜日(7月2日)、古代ローマ時代の戦車競技場チルコ・マッシモ(イタリア・ローマ)でパフォーマンスする。


Ako Suzuki
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