ボブ・ディラン、20歳のときのインタビューがアニメに
1962年3月11日、20歳だったボブ・ディランがNYのWBAI 99.5FMで受けたインタビューの音源をもとにしたアニメーションが制作された。
◆アニメーション映像
ディランはNYに出てきて、グリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスで弾き語りを始め、午後2時から6時間半プレイし1ドルとチーズバーガーをもらったことやギターを弾きながらハーモニカーを吹くのに苦労したこと(歯がボロボロになったそうだ)、10代のときカーニバル(移動遊園地)で働いていたときの出来事などを話している。
やや緊張気味(?)で、初々しく、ユーモアにあふれた貴重なこのインタビューは、デビュー・アルバム『Bob Dylan』がリリースされる数日前に行なわれた。彼はここで、「The Death Of Emmett Till」「Standing On The Highway」、ハウリン・ウルフやハンク・ウィリアムズ、ウッディ・ガスリーのカバーなどを演奏したそうだ。
インタビュー内容にそったアニメーションは、アメリカの公共放送サービスPBSが制作した。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ボブ・ディランのバイオグラフィ映画『A COMPLETE UNKNOWN』、予告編公開
ヒューイ・ルイス、ボブ・ディランが彼のために作ってくれた曲を紛失
ボブ・ディラン、「アナザーストーリーズ」でノーベル文学賞受賞の“原点”のステージを紐解く
ボブ・ディランとロバート・プラント、ウィリー・ネルソン主催のフェスティバル・ツアーに参加
ダフ・マッケイガン、ボブ・ディランからの賛辞に共作を申し出る
ボブ・ディラン、『コンプリート武道館』制作関係者が秘話語るイベント開催決定。100名招待
ボブ・ディラン『コンプリート武道館』、ディランを愛する人々からのコメント第二弾公開
ボブ・ディラン、初来日武道館公演『コンプリート武道館』11月15日発売
ボブ・ディラン、<Farm Aid>にサプライズ出演