Gibson「J-160E」を再生産、島村楽器で75本限定発売、来日50周年記念「Liverpool Sound Fair」も同時開催

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島村楽器は、エレアコの原点とも言えるGibson「J-160E」を6月29日(水)、島村楽器限定で発売する。また、ビートルズ来日50周年を記念して、島村楽器全店で「Liverpool Sound Fair」を開催する。

◆Gibson「J-160E」~画像~

Gibson「J-160E」は、世界初のピックアップ搭載フラットトップギター「CF-100」の基本コンセプトを受け継ぎ1954年に誕生したエレアコの原点とも言えるモデル。ビートルズのジョン・レノンやジョージ・ハリスンが使用したことでも知られる。1962年製と1964年製の「J-160E」はヴィンテージ市場でも特に人気の高いモデルだ。2014年の限定生産以降、Gibsonから発売されることはなかったが、今年75本限定での再生産が決定、島村楽器で限定発売されることとなった。

今回発売されるこの「J-160E」は、最も人気のある1962年/1964年製モデルをイメージし、1960年代の仕様を取り入れている。Gibsonの定番モデルである「J-45」と同じスタイルのボディに、ハウリング防止のためTOPにはスプルース合板を、また「ラダーブレイシング」と呼ばれるブリッジに平行した専用のブレイシングを採用している。「J-45」と比較すると音量が小さく、サスティンも短い独特の硬めな音色が特徴だ。サウンドホールリングは、John Lennonが最初に入手した事で知られる1962年製にも採用されていたシングルリング仕様を採用。さらに、サウンドホールの上部にP-90ピックアップをマウント。エレキギターに取り付けるピックアップが使われているので、アコースティックギターというよりも、フルアコのエレキギターと同じ構造。そのため、アンプにつなぐとエレキギターのような音色が得られるのも、大きな特徴だ。ピックアップの特性上、アンプ出力時はエレキギター同様のニッケル弦を張ることで、最良のバランスが得られる。


▲サウンドホール上部にP-90をマウント(左)。1Vol、1Toneのコントロールノブを搭載(右)。

■6月29日より「Liverpool Sound Fair」開催

また、島村楽器では、ビートルズ来日50周年を記念して「Liverpool Sound Fair(リバプールサウンドフェア)」を島村楽器全店で6月29日(水)より開催する。

フェアでは、Gibson、Epiphone、Rickenbacker、Hofnerのギターをはじめ、トートバックやパズルなどのグッズ類やメッセージカードなどのステーショナリーも販売する。


▲バッグやエンピツ、メッセージカードなどのステーショナリーも用意。ラインナップは島村楽器店頭でチェックを。

製品情報

◆Gibson 1960s J-160E VS
価格:335,000円(税別)
発売日:2016年6月29日


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