浦井健治、初ソロアルバム『Wonderland』に劇団☆新感線メンバー参加

デビュー15周年を迎えたミュージカル界のスター・浦井健治が、8月3日に初のソロアルバム『Wonderland』をリリースする。収録楽曲が発表となった。

本作は、浦井本人がデビューしてから駆け抜けてきた15年間に携わった作品からの楽曲や新曲、未発表曲の全10曲入り。中でもファン注目は、2010年に劇団☆新感線作品『薔薇とサムライ』で演じたシャルル・ド・ボスコーニュの後日談にあたる「シャルルの小冒険」を収録。この曲は、本アルバムをリリースするにあたり、劇団☆新感線の中島かずきがプロットを作成し、作詞：森雪乃丞、作曲：岡崎司という、劇団☆新感線『五右衛門ロック』シリーズおなじみのメンバーが浦井本人のために書き下ろした。また曲中には、劇団員である右近健一、高田聖子、粟根まこと、河野まさと、礒野慎吾、吉田メタルというメンバーが参加する1曲にもなっている。

また2001年に浦井がタキシード仮面として出演したミュージカル『美少女戦士セーラームーン』で作曲・音楽監督を務めた小坂明子が曲を書き下ろした、本人作詞のオリジナル曲「Color of Dream」や、2006年に発売したDVDにのみ収録された作詞 浦井健治、作曲 大島ミチル「彼方へ」の初音源化もなされている。

そのほか「ホール・ニュー・ワールド～ミュージカル『アラジン』より」でミュージカル女優・濱田めぐみとのデュエットに挑戦したり、浦井本人が演じてきた様々なミュージカル作品の楽曲を披露している。

なお、楽曲のほぼすべては、数多くの舞台音楽を手掛けるかみむら周平が編曲を行なっている。

浦井健治は、様々なジャンルで活躍している15年の軌跡と現在を、撮り下ろしグラビア、ロングインタビュー、対談・座談会、関係者コメントなど多彩なアプローチで一冊にまとめた初のオフィシャルブック『アシアト』を8月8日にキネマ旬報社より刊行。兼ねてより発表されているこのアルバムの発売を記念しての初ソロコンサートを9月29日に東京国際フォーラム・ホールAで行なう。