【インタビュー】lyrical school、キュートなラップで音楽シーンに旋風を巻き起こすシングル「RUN and RUN」
「tengal6」として2010年より活動開始してから6年。6人組のアイドルラップグループ・lyrical schoolが、4月27日にシングル「RUN and RUN」でいよいよメジャーデビューを果たす。2015年末には新メンバーのhimeも加わり、5月には初の主演映画『リリカルスクールの未知との遭遇』も公開。キュートなラップで音楽シーンに旋風を巻き起こしそうなlyrical schoolからami、ayaka、himeがBARKS初登場!
写真(左上より右下):ami、ayaka、mei、minan、hime、yumi
◆lyrical school~画像&映像~
■主演映画が完成してメジャーデビューの告知ができて
■トントン拍子で階段を登っていてワクワク状態です
――4月27日にいよいよメジャーデビューですね。これまで5年活動してきて、ここまでの道のりで印象深かったことは?
ayaka:いろんなことがあった中で、実は今年のスタートから今が一番印象深いんです。私たち主演の映画『リリカルスクールの未知との遭遇』が完成して、メジャーデビューの告知ができて、ミュージックビデオもたくさんの方に見てもらえて、トントン拍子で階段を登っている感じがあって。ワクワク状態です。
ami:そうだよね。ミュージックビデオは自分たちが思っていた以上の再生回数なんです。その驚きもあるし、確かに6年やってきているんですけど、「今の方がすごくない?」って、過去のことより先に「今」が来ちゃうし、未来のことの方を考えちゃいます。
――himeさんは途中から参加しているわけですが。
hime:はい。2015年末に加入して、まだ4ヶ月なんです。私は前からlyrical schoolのファンで、ずっと見ていました。中学生の時からメジャーデビューしてほしいなぁと思っていたので、自分が加入後にメジャーということになって、すごく気合いが入っています。
ami:私は、himeがプレッシャーに感じてないかなって思いました。加入と同時にメジャーデビューなので。私たちはずっと活動していたからこそ、待ち望んでいたし、楽しいというのがありますけど、himeは急にlyrical schoolの一員になって「メジャーデビュー」ですからね。階段を一気に駆け上がらなければならないので、緊張感があるだろうなって。
――himeさん、どうですか?
hime:加入して一番最初のお仕事が映画の撮影だったので、緊張はありました。でも、メンバーのみんながすごく優しくて、現場も温かかったからすぐに溶け込めたんですよ。最初に映画撮影だったのが逆に良かったのかもしれない。だからライヴもやりやすかったです。
――映画の撮影だったら、レコーディングで一緒にいる時間よりも長そうだもんね。
hime:そうなんですよ。朝から晩まで一緒にいましたからね。
ayaka:映画がスタートで良かったよね。メンバーのままの役だったから、お芝居もメンバーで一緒にやる感じだし、待ち時間も長かったのでおしゃべりもたくさんできて。
hime:撮影の合間にダンスも教えてもらったんですよ。
――一石二鳥でしたね。この「リリカルスクールの未知との遭遇」という映画はSFなの?
ayaka:そうですね。なんでもありで、笑いあり、涙ありの青春モノでもあります。
――出演者にはスチャダラパーのANIさんとか、TOKYO No.1 SOUL SETのBIKKEさんとか、ヒップホップ界の大先輩がいたり、ものすごく豪華ですね。見どころは?
hime:個人的にはアクションを見てほしいですね。ライヴシーンもあるんですけど、そういう部分とのギャップもあって、余計にアクションが引き立ってかっこよく見えたり、ライヴが華やかに見えたりするんです。
ayaka:「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」にも出品されたので、ファンの方とも一緒に見たんです。ライヴシーンにはファンの方にも出演してもらったんですけど、思った以上にファンの方がアップで映っていて。セリフがある方もいて。もう6年も活動をしているとファンの方の顔も覚えているので、そういうファンの方にも出演していただけたことが嬉しかったです。
hime:一緒に作り上げている感じがしました。
ayaka:あと、上映中に結構笑いが起こっていて。
ami:それ、私も思った。ふざけているわけではないんですけど、真剣にやっているのが逆に面白く見えていたりするみたいで(笑)。
――まさに「ウルトラハッピーパーティームービー」というキャッチコピーにふさわさしい内容なんですね。
ami:はい。この言葉に詰まっています。
――この映画の主題歌「RUN and RUN」がメジャーデビューシングルということなんですよね。
ayaka:はい。エンドロールで流れています。映画にもハマっていると思うんですが、この先のlyrical schoolが楽しみだなって思ってもらえるような曲だと思います。
ami:この曲を聴いてくださった方に「この曲、難しかったでしょ?」って聞かれるんですけど、曲を書いた岩渕(竜也)さんは、ずっとlyrical schoolと一緒にやってきてくれた方なので、私たちのことをよく理解してくれているんです。だからこそ、フロウもメンバーが歌いやすいように作っていて。みなさんが思っている以上に歌いやすいんです。曲もアップテンポなのでどんどん体が乗っていく感じがしたので、レコーディングも楽しくて。ワクワクするイメージしかなかったですね。
――それぞれのクセをよく理解している方が作るとラップもしやすいんですね。lyrical schoolって、6人とも本当に個性的ですもんね。
ami:はい。メンバーから見ても「この子っぽい」っていうのがデモの段階でわかったんですよ。
hime:そうですよね。ここはamiさんなんだろうなって想像がついた。私はここかな?って思ったところが自分のバースだったから、歌いやすかったです。きっと、みんな自分らしさを出しやすいバースをもらっているんじゃないかな。こだわったぶん、レコーディングは早くは終わらなかったんですけど、結構スムーズにいったかな。
ami:レコーディング中もメンバーが一緒にいてくれて、「そこはこうやったほうがいいんじゃない?」とか、良いところを引き出してくれる感じだったんです。私は跳ねるラップが好きなんですけど、そういった跳ねるラップだけじゃなく、ちゃんと言葉の意味も考えて、「う」で踏んでいる韻をしっかり発音しようと。それをコントロールするのは難しかったけど、一番最初だし、聴き流されて終わったらつまらないし、「伝えたい!」っていう思いもあったので、そこにこだわりました。
――「つかみ」の部分だもんね。
ami:はい。tengal6時代は一番最初に歌わせてもらうことが多かったんですけど、久しぶりに最初に歌わせてもらったのがメジャーデビューシングルだったので、すごい気合いも入っていましたし、ドキドキもありました。
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