羽田空港クイーン・イベント<The Queen Day>、今年も開催
羽田空港でのクイーンのファン・イベント<The Queen Day>が今年も開催される。
◆クイーン画像
本国でもまだ新人バンドだった1975年、クイーンは4月に初来日公演を行い、初めて訪れた日本で武道館2回を含む7都市のジャパン・ツアーを敢行した。3000人ものファンが出迎えメンバーを驚愕させた羽田空港に到着したその日、4月17日が「クイーンの日」と制定され、昨年<The Queen Day>が敢行された。メンバーが出演しないにもかかわらずまさかの完売を果たし、大盛況となったイベントだ。
今回の<The Queen Day>では、トークゲスト・コーナー第1部に、クイーン計6回の全ての来日公演の舞台監督を務めた笠原正樹が登場する。当時のエンタメ業界を震撼させた巨大なステージセット、通称:ピザ・オーブンの秘密など、クイーンをステージ裏で見続けて来た人物ならではのエピソードが大放出される予定だ。笠原自身が撮影したプライベートの舞台裏写真等も公開となる。
ライブパフォーマンス・コーナーには、かつてのトリビュート・バンドでは英国ツアーを3回行ったフレディ・エトウ率いるQUEENESSが参加する。今年はフレディ・マーキュリー生誕70周年でもあることから、本家で演奏されなかった「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」を筆頭に、「オウガ・バトル」「フェアリー・フェラーの神技」といったフレディ楽曲を中心に、王道ヒット曲まで濃厚な70分のステージが組まれている。ブライアン・メイの公式サイトでも紹介され、本場ロンドンっ子までをも腰を抜かさせたフレディ・エトウの完璧過ぎるパフォーマンスは必見だ。
トークゲスト・コーナー第2部はカメラマンの長谷部宏が登場し、音楽雑誌MUSIC LIFEの専属フォトグラファーとして日本の洋楽界を写真で支えてきた重鎮。クイーンは初来日から撮り続けて来ており、アルバム「ライブ・キラーズ(1979)」のジャケットは長谷部の写真。世界規模で活躍のトークが楽しめる。ロックスターのアルバムジャケットに我らが同胞の撮影した写真が採用された事を、当時のファンは誇らしく思ったものだ。ステージの真裏とステージの最前線でクイーンを見続けてきた生き証人とも言うべき二人のトークはお宝体験となることだろう。
物販コーナーでは「ボヘミアン・ラプソディ」リリース40周年記念の瓶ビール「クイーン ボヘミアン・ラガー」が販売される。コースターが特典として付属する。ラベルにクイーンのロゴがプリントされたチェコ・ボヘミア地方醸造のピルスナー・ビールだ。
<フレディ・マーキュリー生誕70周年記念~The Queen Day>
@TIAT SKY HALL(羽田空港国際線ターミナル4F)
開場15:30/開演 16:00
前売 \4,320 / 当日\5,000(各税込/ドリンク代¥600別)
※全席自由席(入場整理番号あり)
16:00~スペシャルトーク第1部/ゲスト:笠原正樹(Queen元舞台監督)
16:40~ライブパフォーマンス:QUEENESS(クイーン・トリビュートバンド)
演奏予定曲(順不同):ボヘミアン・ラプソディ/ウィ・ウィル・ロック・ユー/伝説のチャンピオン/アンダー・プレッシャー/地獄へ道づれ/誘惑のロックンロール/炎のロックンロール/愛にすべてを/ファット・ボトムド・ガールズ/愛という名の欲望 and more...17:50~スペシャルトーク第2部/ゲスト:長谷部宏(MUSIC LIFE/フォトグラファー)
18:20 終演(予定)
※クイーンのメンバーの出演はございません。
◆<The Queen Day>オフィシャルサイト
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