2017年夏、石巻/牡鹿半島で総合フェス。2016年夏には4年ぶり<ap bank fes>開催も

ポスト

東北 牡鹿・石巻にて、芸術・食・音楽の総合フェス<Reborn-Art Festival>の2017年夏開催が決定した。

本イベントは、石巻/牡鹿半島を中心に芸術・食・音楽の「総合祭」として約50日間の開催を予定。国内外の芸術・音楽など様々なジャンルのアーティストが、石巻/牡鹿半島の歴史や文化、豊かな自然を舞台に地元の人々と作り上げる“お祭り”となる。


さらに本イベントの告知を兼ねたプレイベントとして、2016年夏に<Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016>が石巻/牡鹿半島で開催。<ap bank fes>としては、4年振りの実施となる。

なお、<Reborn-Art Festival>のオフィシャルサイトでは、実行委員長の小林武史と櫻井和寿との対談が公開されており、新たなかたちの野外イベントに込めた思いが語られている( http://www.reborn-art-fes.jp/column/vol01.html )。

実行委員長 小林 武史(音楽プロデューサー/一般社団法人APバンク代表理事) コメント

ap bankは2011年以降、東北でできることは何かと考えながら復興支援を続けてきました。自問自答しながら活動を続ける中、2012年「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」を訪れる機会を得ました。そこには地域の方々の積極的な関わりで生まれた作品が展開され、都市との繋がり、経済との関わりに関してもとても有効なものだと思いました。地域の方々の力があってこそ作りあげられる芸術祭を見て、これを石巻や、豊かな自然や歴史が残る牡鹿半島、その周辺でこそ、開催すべきなのではと考えました。

着想から約4年。僕たちはまず地域との交流に時間をかけてきました。宮城県や石巻市ともミーティングを重ね、リサーチをし、色んな出会いや気づきを得ました。影の中にも当然光りは存在し、命の鼓動も溢れている、むしろ経済の都合とはあまり関係のないところにこそ命の本質が宿っているのではないか、ときにそんな話をし『本質を巡る旅』というキーワードを見つけたりしながら、芸術祭の構想を膨らましてきました。

そして来年2017年夏。ようやく「Reborn-Art Festival」開催の目処が立ちました。また今年2016年夏には、プレイベントを開催することも決定しました。石巻/牡鹿半島で暮らす人々と集まる人々、自然と文化、その場所の記憶と未来、若者と先輩方。多様性に富んだ様々な要素が混ざり合い、色んな循環が生まれ、未来へつながる力が生まれること。まだまだ道のりは始まったばかりですが、試み企みつつ、化学反応を起こしていきたいと思っています。

櫻井和寿 コメント

支援をする側と支援を受ける側という関係ではなく
また 苦しみや悲しみを分かち合うだけの間柄でなく
美しさ 楽しさ 文化 未来をも一緒に感じあえる
そんな幸せなイベントにしていけたらと考えています

<Reborn-Art Festival>概要

日程:2017年夏 約50日間
会場:宮城県 牡鹿半島・石巻市内中心部・松島湾 (石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)
主催:Reborn-Art Festival 実行委員会 / 一般社団法人APバンク
共催:宮城県、石巻市、河北新報社、ヤフー株式会社

<Reborn-Art Festival x ap bank fes 2016>開催概要

日程:2016年7月30日(土)/ 7月31日(日)/ 前夜祭7月29日(金)
※雨天決行(台風などの荒天の場合は中止)
会場:宮城県 石巻港 雲雀野埠頭(ひばりのふとう)
主催:Reborn-Art Festival 実行委員会 / 一般社団法人APバンク
共催:宮城県、石巻市、河北新報社、ヤフー株式会社
出演者:Bank Band and more… ※順次発表予定
チケット:近日発売予定
この記事をポスト

この記事の関連情報