向井秀徳、映画『ディストラクション・ベイビーズ』に「音楽として参加させてもらったことを光栄に思う。」
5月21日(土)より、映画『ディストラクション・ベイビーズ』がテアトル新宿ほかにて全国公開される。この映画の音楽を、向井秀徳が担当している。
◆映画『ディストラクション・ベイビーズ』関連画像
同映画には、柳楽優弥(25)、菅田将暉(22)、小松菜奈(19)、村上虹郎(18)と日本映画界を担う若手陣が登場。監督は、国内外から注目を浴びる新鋭 真利子哲也監督であり、今作は満を持しての商業映画デビュー作だ。さらに脚本は、真利子哲也と共に、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手 喜安浩平がてがけている。
またこの度、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎の剥き出しの狂気がぶつかり合う予告編も公開された。ただひたすらにケンカを繰り返す主人公・泰良(柳楽優弥)に触発されるように凶行に及ぶ裕也(菅田将暉)。二人は通行人に次々と襲い掛かり、その危険な遊びに巻き込まれる那奈(小松菜奈)だが彼女もまた狂暴な一面をのぞかせている。狂暴すぎる泰良を兄に持つ将太(村上虹郎)もまた今にも爆発してしまいそうなヒリヒリとした雰囲気を漂わせている。
そして、向井秀徳による音楽についても注目したい。ZAZEN BOYSを率いる彼であるが、今回はジャズ・ミュージシャンと特別編成。フリージャズ的なアプローチで映像と凶暴に絡みつくスコアと、エンディング・テーマ曲「約束」を制作している。向井の音楽から多大な影響を受けた真利子監督からの直接の依頼を受け、かねてから真利子作品に興味を寄せていた向井による待望のコラボレーションが実現したようだ。
本作について向井は、「この映画には言い訳が無い。この痛みに理由がない。混乱を恐れていない。とにかく、強い。こんな日本映画をずっと待っていた。また新しい何かが始まる気がする。この映画に音楽として参加させてもらったことを私は光栄に思う。」と熱いコメントを寄せた。
2016年5月21日(土)テアトル新宿ほか全国公開
監督・脚本:真利子哲也
脚本:喜安浩平
音楽:向井秀徳
柳楽優弥 菅田将暉 小松菜奈 村上虹郎 池松壮亮 北村匠海 三浦誠己 でんでん
(c)2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会
公式サイト:http://distraction-babies.com
この記事の関連情報
ZAZEN BOYS、約12年ぶりのニューアルバム『らんど』リリース
フィッシュマンズ、サニーデイ・サービスら出演<WIND PARADE ’23>開催決定
<RISING SUN ROCK FESTIVAL>にBABYMETAL、MISIA、スカパラ、スキマ、RSCら18組
cinema staff主催<OOPARTS 2023>にBRAHMAN、tricot、LITE、アルカラ、ZAZENら12組
MOROHA、新規ライブ解禁。ZAZEN BOYSらと対バン
CHAI、「ACTION (with ZAZEN BOYS)」MVで向井秀徳とまるで若者のデート
ZAZEN BOYSとNUMBER GIRLの<THE MATSURI SESSION>が映像作品化
「パラアスリート歌絵巻」シリーズ始動、第一弾は向井秀徳が歌う「風の谷真海」
LEO今井×鈴木研一(人間椅子) 、「どだればち」視聴対談を公開