原田知世、『恋愛小説』第2弾のテーマは自身の少女時代。荒井由実、キャンディーズなど

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原田知世が、カバーアルバム『恋愛小説2~若葉のころ』を5月11日に発売することが発表された。

2015年3月にリリースした14年ぶりのカバーアルバム『恋愛小説』で、等身大の大人の恋愛を演じるように歌う姿が絶賛され、改めてシンガーとしても注目を集めている原田知世。『恋愛小説』のリリースからちょうど1年経った本日(3月18日)、このシリーズ第2弾の発売は発表された。

前作が英語曲のカバー集だったのに対し、今回は全編邦楽曲で構成されており、その選曲テーマは、「原田知世の少女時代」。姉と一緒にテレビの歌番組を観て歌手のマネごとをしていたという故郷・長崎時代から、映画のオーディションに合格し東京に出て芸能界デビューした頃(1970年代半ば~1980年代前半)にかけて流行したポップス/歌謡曲がラインナップされた。荒井由実、大貫妙子、久保田早紀などのシンガー・シングライターから、キャンディーズ、山口百恵、松田聖子などの当時のアイドルまでと幅広いが、大半が本人にとって思い入れの深い曲だという。

なお、今作のプロデュース及び楽曲アレンジは、前作に引き続き、近年の原田知世作品を手掛けるギタリスト/作曲家の伊藤ゴローが担当。バックを固めるバンドは、近年レコーディングやツアーを共にしている信頼するミュージシャンたちである。

今作に対して、原田知世からコメントも寄せられている。

  ◆  ◆  ◆

「こんにちは。原田知世です。
このたび、『恋愛小説』の第2弾をリリースすることになりました。
前作は洋楽のカヴァーでしたが、私がデビュー前後に好きだった邦楽のポップスや歌謡曲を歌いました。
私にとっては思い出深い、大切なナンバーばかりです。
今回もプロデューサーの伊藤ゴローさんをはじめ、ツアーを共にしている素敵なミュージシャンの方々と一緒に作りました。
みなさまにも長く愛していただける作品になったと思いますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね。」── 原田知世

  ◆  ◆  ◆

今回も、透明感と凛とした輝きはそのままに、奥深い表情を湛える歌声で、それぞれの歌詞の主人公を演じるように歌う、女優であり歌手である原田知世ならではの作品に仕上がっている模様だ。

写真:(C)Takehiro_Goto

『恋愛小説2~若葉のころ』

2016年5月11日発売
■初回限定盤(SHM-CD+DVD)
UCCJ-9211 ¥3,888 (tax in)
■通常盤(SHM-CD)
UCCJ-2137 ¥3,240 (tax in)
Verve/ユニバーサルミュージック

収録曲
01. September (竹内まりや・1979年)
02. やさしさに包まれたなら (荒井由実・1974年)
03. 秘密の花園 (松田聖子・1983年)
04. 木綿のハンカチーフ (太田裕美・1975年)
05. キャンディ (原田真二・1977年)
06. 年下の男の子 (キャンディーズ・1975年)
07. 異邦人 (久保田早紀・1979年)
08. 夏に恋する女たち (大貫妙子・1983年)
09. 夢先案内人 (山口百恵・1977年)
10. SWEET MEMORIES (松田聖子・1983年)
※曲目、( )内はオリジナル・アーティストと発表年。敬称略。

[初回限定盤特典]
CD:2015年の主演ドラマ『三つの月』(CBC)の劇中で歌い話題となった、小沢健二「いちょう並木のセレナーデ」のカヴァーを追加収録
DVD:リード・トラック「September」と前作収録曲の「夢の人」のMusic Videoを収録

[参加ミュージシャン]
原田知世 - vocals
伊藤ゴロー - classical, acoustic & electric guitars, ukulele, percussion
澤渡英一 - acoustic piano
坪口昌恭 - acoustic piano, keyboards
鳥越啓介 - acoustic & electric bass
みどりん - drums
小川慶太 - percussion
織田祐亮 - trumpet, flugelhorn, valve trombone
藤田淳之介 - soprano, tenor & baritone saxophones
吉野友加 - grand harp
伊藤葉子 - glockenspiel, shaker
伊藤 彩ストリングカルテット
伊藤 彩 - 1st violin
柳原有弥 - 2nd violin
三木章子 - viola
結城貴弘 - cello

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