KAMINARI GUITARS×HISTORYの初のコラボギターが登場、レトロな色調の個性的なルックスにキレのあるサウンド

島村楽器は、音響商会のギターブランド「KAMINARI GUITARS」とのコラボレーションモデルとなるエレクトリック・ギター「KH-CYGNET（ケーエイチ・シグネット）」を4月3日より発売する。

◆「KH-CYGNET（ケーエイチ・シグネット）」～画像～

「大量生産・消費社会で失われつつある、ひと手間もふた手間もかけて作られていた優れたモノを、これまでの歴史、現代の技術や知識、それらを融合させて新しいモノとして誕生させていきたい」という基本姿勢をコンセプトに持つKAMINARI GUITARS。そして、Made in Japaｎであることと伝統的なテイストを持つことにこだわりながら、最新のテクノロジーや革新的なマテリアルを積極的に導入しているHISTORY。ヴィンテージギターへの敬意を表し続けている両ブランドの基本姿勢を共通の軸としながら、それぞれが得意とする技術を注ぎ込んだのが、「KH-CYGNET」だ。

デザイン設計を担当したのはHISTORY。演奏性などこれまで培った開発ノウハウを反映させた。そこにKAMINARI GUITARSならではのレトロな色調、マニアックなパーツなどの独特な質感が加わりコラボモデルが完成。キレのあるカッティングと優れたライブパフォーマンスを約束するモデルとしている。






ボディは38mmとやや薄めのアルダー2Pを採用し、総重量約3.3kgと軽い作り。絶妙なウェイトバランスで設計されたそのボディは、立奏・座奏ともに安定感がある。オリジナルデザインのヘッドは、予期せぬアクシデントからペグを保護する突起形状。段差部分にはクリップチューナーが取り付けやすい工夫を施し、デザインだけでなく機能性も追及している。ネックは628mmのミディアムスケール。「シルクフィールグリップ仕上げ」により、常にスムーズなポジション移動が可能。また、ネックジョイント部分はヒールカットを施し、ハイポジションの演奏性にも優れる。

KAMINARI GUITARSこだわりの新開発「アルミテイルピース＆テイルピースカバー」は削り出しの特注品。テイルピースをボディーに埋め込むことで振動が余すことなくボディへ伝わり、独自のトーンを生み出す。電装系はハイエンドコンポーネントに迫る本格的なパーツを採用。配線材のクロスワイヤや、耐久性が求められるトグルスイッチは信頼性の高い国産品を採用。サウンドに定評のあるCTSやスイッチクラフト、オレンジドロップなどのU.S.A.製の電装パーツ類はHISTORYの定番仕様だ。特にピックアップにはこだわり、DiMarzio社製のミニハムバッカー「Vintage Minibucker」を2基搭載。ミニハムバッカーならではのサウンドがこのモデルの魅力を最大限に引き出している。太くコシのあるクリーン・トーンで、歪ませた際は音が潰れることなく明瞭なコード感と音抜けの良さを発揮する。

カラーは全5色。ファイヤーレッド、ナイトブラック、ボルケーノバースト、アイボリーホワイト、アップルグリーンメタリックをラインナップ。極薄のウレタン仕上げによる落ちついた艶が魅力だ。最寄りの島村楽器でチェックしてほしい。