【rankingbox】秦 基博が別れの季節に聴いてほしいマイソングBEST3

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ドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレビ朝日系)の主題歌「スミレ」を24日にシングルリリースした秦 基博。これまでに別れや旅立ちをテーマにした名曲を発表してきた彼に、別れの季節に聴いてほしいマイソングBEST3を最新曲順に答えてくれました。卒業を控えている人にぜひ聴いてほしい!

【1位】「Sally」

旅立ちをテーマにした曲です。これまで自分が旅立って行く視点で書いた作品は何曲も作ってきたけれど、旅立つ人を見送る視点で書いたのは、この曲が初めてだったので新鮮でしたね。卒業や就職、転勤など、春は人を見送ること、人に見送られることが多い季節だと思うので、そんな季節にぴったりかな、と。アルバム『青の光景』の一番最後に収録したのは、アルバムの世界観を、最終的に視線を上に向けて終わらせたかったからでした。

【2位】「ひまわりの約束」

映画『STAND BY ME ドラえもん』のために作った曲ですが、卒業式や卒園式で歌いました、という話を聞くたびに、自分の手を離れて聴いてくれた人たちの中で育ってくれたんだなって。僕は卒業式で泣いたことがないんですよ。友達と離れるのは悲しいけど、なぜか泣いている男友達の肩を抱いていました(笑)。歌詞に<そばにいたいよ>とあるんですけど、なぜ人がそう思うのかというと、それはいつか別れがやって来ることを知っているからなんですよね。

【3位】「朝が来る前に」

悲しいときに楽しい曲を聴くことで、その悲しみを一瞬でも忘れられたり、悲しいからこそあえて悲しい曲を聴いて、ドン底まで行くことでそこから立ち直れる人もいるように、音楽にはいろんな聴き方があるけれど、この曲は別れの寂しさに浸れると思います。朝はすべてが日の光に照らされて露呈されていくというか。この歌は悲しい歌ですけど、覚悟を決めて旅立って行く歌なので、別れの季節に合うかなと思いました。

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