avengers in sci-fi、約2年ぶりの新作『Dune』。よりヘヴィなサウンドへ

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avengers in sci-fiが、前作『Unknown Tokyo Blues』から約2年ぶりの新作フルアルバム『Dune』を4月20日にリリースする。

前作に引き続き三浦カオルをレコーディングエンジニアに迎え、マスタリングはTom Coyne (STERLING SOUND)、アートワークは河原光(TLGF)が手掛けている。

アルバムには、2015年からライブでも披露されている新曲「Dune」をはじめ、メロディーの美しさはそのままに、よりヘヴィなサウンドへ昇華した全10曲が収録される。

さらにアルバムを引っ提げての全国9ヵ所を回るワンマンツアー<Dune Walk Tour>も決定。彼らがワンマンツアーを行なうのは、こちらも約2年ぶり。チケットは公式サイトにて先行受付を開始している。

また、アルバムのリリースに先駆けて3月11日代官山UNITより東名阪ツーマンツアー<Departure Tour>がスタートする。

『Dune』ライナーノーツ(ライター柴 那典)

多くのロックバンドがある種の「サービス業」として観衆の興奮に奉仕する一方、avengers in sci-fiは、別の道を選んだ。強烈な音圧とヘヴィネスが快楽をもたらすサウンドに乗せて描いたのは、情報爆発とまやかしのグローバリゼーションが進んだ果ての数十年後に訪れる「荒廃した未来」。

今ある当たり前の「正しさ」に疑問符を突きつけ、既成概念を打ち崩す。それこそがロックバンドが本来やるべきこと。新作にはそんな強い意志がこもっている。
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