【インタビュー】GEM・武田舞彩、「ロサンゼルス留学中は自分のことを忘れてもらってもいい」

■ メンバーからの言葉に「GEMにいて良かったなって思った」

── じゃあ、そろそろ締めの質問にいきますけども。最初に「2年前は何をしてた？」と聞きましたが、じゃあ、「2年後はどうなっていますか？」

舞彩：2年後は、歌とかダンスもアイドル界ではもちろんトップになって、あと、英語もペラペラになって、GEMやiDOL Streetと海外をつなぐというか、GEMも海外に引っ張っていくというか……先頭に立つような人になりたいです。

── いやしかし、このビジュアルの武田舞彩で、歌とかダンスとか、そのへんの実力と評価がさらに高まってしまったら、アイドル界的にマズいですよ（笑）。

舞彩：（笑） 私、作詞作曲もしたくて。海外の音楽って素晴らしいと思うんです。だからそういう方に教えてもらって、GEMの曲も作曲したいなって。あと楽器もしたいんです。弾き語りとか。

── どの楽器したい？

舞彩：ピアノはもともとやっていたので、すぐにやりたいです。あとはギターやドラムもやってみたいです。

── 意外とドラムとか似合うかもしれないですね。

舞彩：吹奏楽部だったので、楽器は意外とできると思うんですよね（笑）。だからいっぱいやりたいです。オールマイティに。できることがあったら、どんどん挑戦していきたいなと思います。

── なるほどね。じゃあ、残り4ヶ月ということで、残りの期間、改めてファンの人たちに伝えたいことは？

舞彩：6月以降、ファンの人と会えなくなるじゃないですか。しかもGEMも新体制になるので、それまでにライブやイベントで、たくさん思い出を作っていきたいですね。今まではファンの方とかが「歌上手くなったね」とか、「ダンスもこの間より変わったね」とか、ちょっとしたことで気づいてくれたりしたことがうれしくて。そういうのもなくなると思うと寂しいんですけども、この4ヶ月間はファンの方に満足してもらえるようなライブを届けたいなって思ってます。本当に“GEMILY”の方には感謝を届けたいし、全力で楽しませたい。ライブは今、みんなで考えているんですけども、絶対来て損はない、楽しんでもらえるライブになると思うので、来てほしいです。

── じゃあ、GEMのメンバーに残りの4ヶ月の間で伝えたいことは？

舞彩：そうですね……留学が決まったときは、みんなにも言っていいのかわからなくて、言えなくて。留学するのも挙手制だったんですけども、挙手したことも言ってないし……。でも自分の気持ちを伝えて、「2年間留学で学んでGEMに帰ってきたときにGEMをいいものにするから待っていてね」って言ったら、メンバーも「私たちも舞彩に負けないくらいに成長するから」って言ってくれて。それが心強かったし、GEMにいて良かったなって思ったので、残りの4ヶ月間も楽しんで。楽しんでいる姿もファンの人に見てもらいたいし、ファンの方だけじゃなくて、メンバーにも感謝を伝えたい。とりあえず全力で突き進みたいです。

── そっか、言ってなかったんだ。GEMに帰ってくるんですよね？

舞彩：帰ってきます。

── じゃあ、もしもGEMがなくなっていたら？ ……だって、2年後なんてわからないじゃん？

舞彩：そうですよね、普通に考えたら2年間って長いですよね。なくなってたら……なくなってたら……。

── 自分が再びGEMを作る、とか？

舞彩：作ります（笑）。

── ま、でも、実際、そんな心配は無用だと思いますよ。他のメンバーも“舞彩が抜けたGEMって……どうなの？”なんて絶対言われたくないだろうから、今、以上に頑張るだろうし。

舞彩：GEMがなくなるとかという不安はないんです。けど、GEMがすごくレベルアップしていたり、日本ですごく有名になっていて、帰ってきたときに私の居場所はあるのかなって。新体制になって自分が帰る場所があるのかなって、そっちのほうが不安ですね。

── その可能性もありますよね。でもきっと大丈夫ですよ。そうなっても、何とかなる。一番いいカタチで、ステージに再び武田舞彩が現れるんじゃないですかね。

舞彩：そうですかね。

── というのを、私は期待しています。残りの期間も引き続き頑張ってください。

舞彩：はい、頑張ります。またライブもいっぱい来てください（笑）。

── 舞彩ちゃんにそう言われたら、行くしかないよね。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部（つ）