シナリオアート、「明るい希望ばかり抱くことを強要する世界に疲れた人に」

シナリオアートが3月9日、東名阪対バンツアーに合わせてコンセプチュアルなミニアルバムをリリースすることが発表となった。

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「心に溜まった黒い感情、毒を吐き出しながら精神の奥深くに隠された深海に潜る物語。
毒をもって毒を制す。
明るい希望ばかり抱くことを強要する世界に疲れた人に聴いて欲しい」──シナリオアート

これは先ごろ発表されたKANA-BOONとの対バンとなる＜[Chapter #11]-ハグレヒツジハトウキョウニ-＞東京ファイナル前日にリリースされるもの。

タイトルは『dumping swimmer』だ。日々の中で溜まった真っ黒な感情を解毒（デトックス）できるような作品を目指して制作されたとのこと。シナリオアートといえば、人々の心に寄り添う“優しさ”を表現する楽曲が真骨頂だが、その陰に潜む“毒”に焦点を当てることで、より彼らの表現を進化／深化させる作品に仕上がっている。

シナリオアートは2015年6月にフルアルバム『Happy Umbrella』、11月にはKANA-BOONとのスプリットシングル「talking / ナナヒツジ」を発表した。盟友とのツーマンに合わせてリリースされる今作は、3ピースバンドの枠を超えたツインボーカルが織りなすスリリングな歌世界と、その世界観に注目したいところだ。






◆シナリオアート オフィシャルサイト