クリエイティブの大迫力5ドライバーBluetoothスピーカーにオーディオプリセットやパーソナルPA機能搭載の「Roar Pro」が登場

クリエイティブメディアは、Bluetoothワイヤレススピーカー「Sound Blaster Roar」シリーズの新モデル「Sound Blaster Roar Pro」を1月下旬より発売する。

「Sound Blaster Roar」（2014年8月発売）は、5ドライバー、バイアンプを搭載するBluetoothワイヤレススピーカー。新モデルの「Sound Blaster Roar Pro」は、同シリーズの特徴を受け継ぎながら、新たに本体スイッチで切り替え可能なオーディオプリセット機能を搭載、バッテリー駆動時間は従来モデル以上の最大約10時間を実現（従来は8時間）。さらに別売オプションのワイヤレスマイク「Creative iRoar Mic」と組み合わせることで、ワイヤレスでのパーソナルPAシステムとなる拡声機能をサポートする。

新モデル「Sound Blaster Roar Pro」は、初代モデルと同様のスピーカー構造を採用したうえで、さらなるオーディオパフォーマンスの向上を図った。ブックレットサイズのボディに、より繊細かつ大音量サウンドを再生するよう改良・最適化された5ドライバーシステムを搭載。2つの高音域ドライバーをスピーカー前面に、上面にはトップファイアリング方式のサブウーファーを配置、低音をさらに強化するパッシブラジエーターをスピーカーの両サイドに配し、空間全体に行き渡るオーディオを実現。最適化された頑丈なモノコックシャーシにより内蔵コンポーネントをシンプル化、振動やエネルギー分散を押さえ、高品質なオーディオを出力する。これらを駆動するために2つのアンプを搭載。1つ目のアンプで低中音域を、2つ目のアンプで高音域を再現することで、高音の再現性にも妥協せず、クリアーで高精細、バランスのとれたサウンドを届ける。


新機能で注目は、最適なリスニング体験のために用意された3つの異なる「オーディオプリセット」。スイッチでカンタンに切り換え可能。スピーカー本来のバランスの取れたオーディオを再生する「ニュートラル」の他、リッチなボーカルや楽器の音色に温かみのある真空管アンプのようなサウンドで、BGMなどでも豊かな表現の「ウォーム」、より生き生きとしたダイナミックで躍動感のあるサウンドを体感できる「エネルギッシュ」の中から選べる。

別売りのオプション品「Creative iRoar Mic」は、「Sound Blaster Roar Pro」と組み合わせることで使用可能なワイヤレスマイク。「Sound Blaster Roar Pro」をワイヤレスで「パーソナルなPA（拡声）装置」として使用することができる。重量は約30g。ライター大程度のコンパクトなボディで、話者が手に持ってハンドマイクとして使用可能なほか、付属のクリップで襟元に挟んだりネックストラップで首からぶら下げてハンズフリーマイクとしても使用可能。プレゼンテーションや講習会などで活躍してくれる。ワイヤレスマイクでの音声は、本体に入力されたサウンドやmicroSDの再生音とミックスして出力することも可能だ。また、「Creative iRoar Mic」本体には別途マイク入力端子（ダイナミックマイク、コンデンサーマイク両対応）、ライン入力端子も用意。ハンドマイクをつないだり、スマホのオーディオ出力をつないでプレゼンをするなど、さまざまな使い方が可能だ。


スマートフォンからの音楽再生を楽しめるBluetoothワイヤレス接続は、NFCによるワンタッチペアリング/接続に対応。オーディオコーデックは高品質伝送が可能なaptXやAACに対応、さらに高品質なaptX Low Latencyにも対応。Bluetooth機器を2台まで接続することが可能なマルチポイント接続のサポートもうれしいところ。ワイヤレス接続だけでなく、ライン入力も用意、USB接続によるUSBスピーカーとしての利用も可能。microSDカードからのMP3/WMA/WAVファイル再生もサポートする。スマートフォンなどへのUSB給電も可能だ。

オーディオパワーを強化する「ROAR」機能も従来モデルより引き継いだ。ROAR機能をオンにすれば、瞬時に音の大きさや深さ、広がりをパワーアップでき、より迫力のある大音量サウンドを楽しめる。大きな音が出せない深夜などは「TeraBass」機能を有効にすれば、小さい音量での再生時に失われる低音をインテリジェントに引き上げ、小音量でもバランスのとれたサウンドを再生する。