【ライブレポート】真心ブラザーズ、新年恒例ライブで「絶好調!」
1月23日、真心ブラザーズが東京・中野サンプラザにて<今年も中野で会いましょう2016>と題した、新年恒例となっているワンマンライブを行なった。
◆真心ブラザーズ ライブ画像
オフィシャルから届いたレポートを掲載する。
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11回目の開催を迎えた今回、「MB」のロゴマークが輝くステージに登場したのは、YO-KING、桜井秀俊、そしてホーンセクションを含めた10人編成のバンドMB’s。今年も賑々しいサウンドで、まずは「拝啓、ジョン・レノン」からライブはスタートした。つややかなホーンとファットなビートで骨太に聴かせる「愛」、ファンキーな「BABY BABY BABY」と連発していき、会場はのっけから大きな盛り上がりを見せる。「3曲やったんですけど、MB’s、絶好調!のっちゃったよ、俺」とYO-KINGが言えば、「いいんですよ」と桜井がたしなめるように語る。絶妙なふたりのやり取りもまた、絶好調だ。さらにYO-KINGは「今年はとくに、普段やらない曲を用意してきた」と話し、「消えない絵」や「メトロノーム」などの新旧交えた楽曲を聴かせていく。
中盤には、昨年リリースしたカバー・アルバム『PACK TO THE FUTURE』から、アン・ルイスの「グッド・バイ・マイ・ラブ」と、石川秀美の「ゆ・れ・て湘南」を披露。カバー・アルバムのレコーディングとツアーは、若手Low Down Roulettesのフレッシュなプレイが新鮮でエッジィだったが、MB’sバージョンは脂の乗ったサウンドで、こちらはオトナの味わいが増したカバーとなった。また、前回に続いての洋楽カバー(前回は、ボブ・マーリーの「Is this love」)は、ザ・バンドのアルバム『南十字星』から「Ophelia」をパフォーマンス。「英詞を覚えるのは大変だから、日本語で書き下ろしてきました」とYO-KING。真心節が炸裂した「Ophelia」から、グルーヴィでサイケデリックなアンサンブルで「旅の夢」へと続いていく遥かなトリップ感は、最高の流れだ。続いて、ふたりになったステージ上ではYO-KINGがアコースティックギター、桜井がラップスティールをプレイする「のり弁女」のスペシャルバージョンを披露した。
後半は、圧巻の「FLY」から重厚なバンド・アンサンブルで会場を掌握。「FLY」に対して、「いい曲書くじゃないですか」という桜井に、「シビれるよね。怪物だね、俺」とYO-KING。「怪物YO-KINGもいいんですが、僕もいい曲書くんです!渾身の曲なんです」という桜井の叫びから、「All I want to say to you」、また「ENDLESS SUMMER NUDE」と終盤へ向かって、ハイボルテージな曲が続き会場の興奮も最高潮。ラストの「新しい夜明け」まで、華やかで贅沢なサウンドで観客を躍らせていった。アンコールでは、今年一発目の景気づけということで、予定にはなかった「どか~ん」を演奏し、観客に最高のエネルギーをチャージした真心ブラザーズ。一年のはじまりとなる恒例のライブを、お馴染みの場所とお馴染みのメンツで迎えられる幸せに、会場は終始、歓喜と熱気で包まれていた。
なお、ライブ中にはYO-KING×桜井秀俊の弾き語りガチンコ対マン・ツアー<サシ食いねぇ!>が4月からスタートすることがアナウンスされている。各公演の日程等、詳細は後日発表予定とのことだ。
photo:eri shibata
YO-KING×桜井秀俊 弾き語り対マンツアー<サシ食いねぇ!>
上記公演を皮切りに、全国で熱い戦いを繰り広げます。
各公演の日程、チケット発売日などの詳細は後日発表いたします。
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