サム・スミス、007テーマ・ソングは「人生を変えてくれた楽曲」
LA 現地時間1月10日に発表された第73回ゴールデン・グローブ賞において、サム・スミスが歌った007シリーズの最新作『Spectre』(邦題:007 スペクター)のテーマ・ソング「Writing’s On The Wall」が見事、主題歌賞を受賞した。
◆『007 スペクター』 画像
日本での興行収入が27.7億円を突破し、前作『007 スカイフォール』(2012)の最終興行収入(27.5億円)を突破した映画作品『007 スペクター』。本テーマ曲は全英シングル・チャート1位を獲得するなどシリーズ史上初の快挙を成し遂げ、ボンド映画主題歌としてのゴールデン・グローブ賞の受賞は前作でアデルが歌った「Skyfall」以来、2度目の快挙とともにサム・スミス自身初の受賞となる。
ゴールデン・グローブ賞の檀上でサムは名前を呼ばれると共同制作のジェームス・ネピアと抱き合い、壇上に向かい「正直言って、取れると思っていなかった。人生最高の1日になりました。深く深く感謝しています。人生を変えてくれた楽曲となりました。ジェームスにも感謝です」と語った。
今回の受賞について、サム・スミス本人は「ボンド映画の主題歌を担当することができた時点で、すでに僕たち(共同制作:ジェームス・ネピア)は大きなものを勝ち取ったと感じたんだ。主題歌を手掛けるとなって本当に信じられなかった。と当時を振り返った。
また、サムは「僕はこの曲を自分のために書いたわけじゃないんだ。自分のためでもなく人生のためでもない。これはジェームズ・ボンドのための曲なんだ。僕にとってはキャラクターのために書いた初めての曲だ。だからこれを聞いた人々がボンドのことを思い浮かべてくれることを祈ってるよ。ボンドのテーマ曲らしく聞こえてほしいと思っているよ」と「Writing’s On The Wall」への想いも語っている。
なお、ゴールデン・グローブ賞に続いて本日14日(日本時間22時予定)には米アカデミー賞のノミネートも発表。本作についてもノミネートが期待される。
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