【冬だ一番MAX祭り! その31】MINA復帰。「スタートは何度でもできるよね、自分たち次第で。」
デビュー20周年を迎えるMAXが、12月23日に3枚組全45曲入りというボリュームのベスト盤『MAXIMUM PERFECT BEST』をリリースした。ということで、MAXの歴史を本人たちに思う存分語ってもらうこの企画『冬だ一番MAX祭り!』。今回はMINA復帰の「ラフカット ダイアモンド」。
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(31)ラフカット ダイアモンド:2009年7月22日 発売
── そして7年ぶりにオリジナルメンバーでリリースしたシングルが「ラフカット ダイアモンド」です。
MINA:久しぶりのシングルなので、かっこよく踊ろうという話になって、ミュージックビデオの衣装はパンツスタイルで用意していたんですけど、当日脚を出したほうがいいのではという意見が出て、急遽スカートになったんです。
LINA:当日急遽スタイリストさんが用意してくれてね。
MINA:実は、私はこの時MAXとして初めてリリースイベントをしました。私がいた時はリリースイベントとか無かったんですよ。初めて握手会をして、うわーっと来てびっくりしました(笑)。
── 6年分MINAさんのところに来ますよね(笑)。オリジナルメンバーになったということで、どうしても話題になっていたと思うんですけど、この曲を出した時の反響はどうでしたか。
NANA:ファンの人たちは喜んでくれたんですけど、私たちはずっとやっていたし、AKIちゃんがいた時もやっているし、なんとも言えない感じでした。でも、大きなステージでもライブができた事と、なによりみんなが喜んでくれるのが良かったな、という想いです。これを求められていたのかなっていうのは正直感じました。
LINA:美奈子が戻ってきて、空気感とか、すごくしっくり来る感じは肌で感じました。ファンが泣いて喜んでくれていて、ファンが喜んでいる姿っていうのが一番嬉しいし、だからこの決断は良かったんだなって。AKIちゃんにとっても、新しい夢を追いかけて次のステップに進む。みんなが新しいところに羽ばたける瞬間だったので、未来が明るい感じがしました。
NANA:「ラフカット ダイアモンド」はMAXのイメージなんだよね。荒削りの。ラフカットダイアモンドってまだ輝いてないの? これからっていうことですね。
── これは一番最初がMINAさんパートからだったのは計画的だったんですか。
MINA:多分計画的だったと思います。
── 歌詞にこだわって何度も歌詞を変更してレコーディングも何度もやり直したそうですね。
LINA:これは作るのが難しかった。歌詞もそうだし、振り付けもけっこう最後の最後までずっとね、こだわったよね。
MINA:ギリギリまで何回も直した記憶がある。
NANA:(ラフカットダイアモンドの意味を調べて)未加工のダイアモンド、磨けば光る人、ダイアモンドの原石。
LINA:磨かないとダメか、トレーニングで。
NANA:再々スタートです。スタートは何度でもできるよね、自分たち次第で。
── これでシングルチャートも大きくランクアップしました。
LINA:磨けば上がるんだね。