東京女子流、40曲3時間熱唱ライブ。新たな東京女子流の世界を提示

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12月26日、品川ステラボールにて東京女子流が<TOKYO GIRLS' STYLE presents LIVE PARTY 2015 FINAL>を開催した。

◆<TOKYO GIRLS' STYLE presents LIVE PARTY 2015 FINAL>画像

オフィシャルから届いたレポートで、この模様をお伝えしよう。

事前に告知があったが、2部構成による3時間のライブ構成で、1部は、12月23日に発売になった5枚目のアルバム『REFLECTION』からの新曲3曲でスタート。タイトル曲「リフレクション」では、赤いコート姿のメンバーがシルエット姿から登場。いままでの東京女子流の楽曲とはアレンジャーもコンセプトも違い、ファンから注目度が高い新曲。4人は変わらぬダンスパフォーマンスを見せて会場を魅了する。

MCを挟んで、ライブタイトルの「パーティー」を意識した、各メンバーによるパーティー演出による選曲が続く。途中、新井ひとみの「女子流会パーティー」のコーナーでは、tofubeatsとokadadaのユニット、dancinthruthenights名義の「マジ?NOW! feat.新井ひとみ」などソロ曲を久しぶりに披露。メガネを掛けてのパフォーマンスで、フロアを沸かせていた。

後半はアルバム新曲から、初期の人気曲を織り交ぜ、1部を終了。音楽ライブでは珍しい1部2部の間に20分ほどの休憩を挟み、観客も一時休憩。ここまででもボリュームのあるライブとなっている印象のなか、2部はスタートする。


その冒頭はDJとして参加のTJOが登場。会場のボルテージをあげるなか、東京女子流のメンバーがダンスパフォーマンスを披露。そのまま、ノンストップで、東京女子流のリミックス楽曲で会場を一気にクラブ仕様にさせていく。「鼓動の秘密 (YMCK REMIX)」や「Rock you!(tofu beats 1988 dub version)」など、ライブパフォーマンスではなかなか披露できなかったリミックス曲、アルバムにも入っている庄司芽生ソロボーカルの「illusion(TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)」、会場全体が手を繋いでひとつになる「ゆうやけハナビ (banvox Remix)」などが次々に展開され、サウンドとレーザーとダンスパフォーマンスがフロアに広がる、新たな東京女子流の世界を提示した。

アルバム収録曲の「YOU & I FOREVER(YUSUKE from BLU-SWING mix)」「ずっと 忘れない。(TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)」で、会場が穏やかな高揚感を残して2部は終了。

だか、これでは、終わらない。


アンコールでは、6月に出したシングル曲「Never ever (TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)」をレーザービームでの演出でよりカッコよくパフォーマンスし、気づけば、全部で40曲、3時間を走り抜けた。

新コンセプトで臨んだアルバムを引っさげ、決意と工夫も感じられるステージを見せた東京女子流。2016年も変わらず、突き進むことを宣言したライブだった。

なお、本公演から2日後となった12月28日、長らく活動休止していたメンバーの小西彩乃がグループを卒業、芸能界引退を発表した。


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