Waldorf初のユーロラック仕様ウェーブテーブルオシレーターモジュール「nw1」登場
フックアップは、独Waldorf社のユーロラック仕様ウェーブテーブルオシレーターモジュール「nw1」(エヌダブリューワン)を12月25日より発売する。
「nw1」は、ドイツの老舗シンセサイザーメーカーWaldorf初となるユーロラック規格の製品。同社が誇るウェーブテーブルシンセサイザーの技術を駆使したオシレーターモジュールだ。ユーロラック(EuroRack)は、ドイツのDoepfer(ドイプファー)社が提唱するモジュラーシンセサイザーの共通規格。
「nw1」は、「MICROWAVE」、「WAVE」といったWaldorfが誇るクラシックシンセサイザーから継承されたウェーブテーブルセットを装備。そして、現在はコンピューター用プラグインとしてもラインアップされている「NAVE」(ネイブ)同様、「nw1」はスペクトラルエンベロープとノイズを独立してコントロールできる先進のウェーブテーブルエンジンを搭載する。
アナログモジュールが主流のユーロラック製品群において、本機のウェーブテーブルシンセサイザーのカラーは鮮明でメタリック、一際際立つもの。デジタルならではの鋭いトーンの生成に適したパワフルな音源となっている。さらに「nw1」のサウンドエンジンはユーザーウェーブテーブルの作成も可能。さまざまなソースで実験して、予想外のサウンドを創り出すのも一興だ。
製品情報
・NAVEをベースとした21世紀型、先進のウェーブテーブルエンジン
・ポジション、トラベルスピードを調整可能な循環式ウェーブテーブルスキャン
・ピッチとは独立したスペクトラムのコントロール
・ウェーブテーブルスキャニング時のノイズ量の調整
・Waldorf が誇るクラシックウェーブテーブルの継承
・ウェーブテーブルのためのスピーチシンセサイザー
・ウェーブテーブルはユーザーレコーディングも可能
・USBによるウェーブテーブルのトランスファー/ファームウェアアップデート
接続端子:
Gate:ウェーブテーブルトラベルとレコーディングのトリガー
ピッチCV:1V/Oct.、0V~5Vピッチインプット、100kΩインピーダンス
モジュレーションCV:3系統、-12V~+12Vモジュレーションインプット、100kΩインピーダンス
出力:16Vp-p、8Hz~18kHz、470Ωインピーダンス
USB:ガルバニック絶縁されたUSBインターフェイス
バス:EuroRack 16ピンコネクター(電源供給、CV、Gate)
メモリー容量:8MBフラッシュメモリー(うち5MBはファクトリーテーブル)
電源: +12V、-12V、150mA
外形寸法:162.6mm(32HP)×13.3mm(3U)×25mm (W×H×D)
重量 : 500g
◆nw1
価格:55,000円(税別)
発売日:2015年12月25日
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