2015年を象徴する音楽のムードは「エキサイティング」

ポスト

Gracenoteが、2015年『Billboard Japan Hot 100』年間チャートの100曲を対象に楽曲解析を行ったところ、2015年を象徴する音楽のムードは「エキサイティング」だったと発表した。

1位はExcited(エキサイティング)、2位はEmpowering(力づける)、3位以降は Urgent(切迫した)、Defiant(大胆な)、Yearnig(切望、憧れ)という結果だったという。2015年Billboard Japan Hot 100には、SEKAI NO OWARI「Dragon Night」、テイラー・スウィフト「シェイク・イット・オフ」、カーリー・レイ・ジェプセン「アイ・リアリー・ライク・ユー」、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I.」「Summer Madness」などがトップにランクインしており、ダンスポップミュージックの快進撃により「エキサイティング」「アップビード」、テンポの早さを表す「Urgent(切迫した)」などのムードが目立つことになったようだ。

また、ゲスの極み乙女。の活躍や3曲がチャートインした嵐、チャート常連の西野カナ、家入レオなどの楽曲は「Empowering(力づける)」「Yearning(憧れ、切望)」「Defiant(大胆な)」などのムードを表す結果になったという。

音楽を聴いて感じる気分は人それぞれ主観的なものだが、Gracenoteのムード解析は曲の波形解析と人間の耳を駆使して開発した技術で、楽曲に付随する感情情報を定量化し機械学習で自動付与するシステムを実現している。新譜にもリリースと同時にムード情報が付加されている状況だ。
この記事をポスト

この記事の関連情報