【冬だ一番MAX祭り! その10】MAX、『紅白』の「Ride on time」でMINA泣く。「美奈子のスカートが…」
デビュー20周年を迎えるMAXが、12月23日に3枚組全45曲入りというボリュームのベスト盤『MAXIMUM PERFECT BEST』をリリースする。ということで、MAXの歴史を本人たちに思う存分語ってもらうこの企画『冬だ一番MAX祭り!』。今回はこれぞMAX、という定番&代表曲「Ride on time」。
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(10)Ride on time:1998年7月22日 発売
── そして次は「Ride on time」。「第40回 日本レコード大賞」優秀作品賞を受賞、そして「第49回 NHK紅白歌合戦」にも出場されています。
LINA:来ました「Ride on time」!
── これはライブのラストを飾ることもある定番曲になりましたね。
LINA:ライブには欠かせない曲になりました。この時は一番思い出があるよね。
MINA:いっぱいある~。初主演のドラマ『スウィートデビル』(テレビ朝日系列)初主演ドラマのエンディングテーマソング。
NANA:この時は忙しさのピークだったかもしれない。ドラマ撮影をしながら、他のテレビ出演もしながらライブも……。
MINA:ドラマ撮影は、こんなに過酷な撮影はないってドラマのスタッフに言われたくらい大変でした。
NANA:忙しいから、MAXのスケジュールが取れるところに合わせてなんとかドラマを撮影していたんです。
MINA:そんな大変なドラマの撮影と共にどんどん大きくなって(太って)……(笑)。
NANA:忙しさに比例してその分食べちゃって(笑)。若かったし、気づかないうちにストレスが溜まっていたんだと思うんです。 全員太っちゃって! 肝心な歌番組に出た時にみんなプクッとしてるからすごく怒られたんですよ(笑)。
MINA:MAXやばいぞ! って(笑)。
LINA:衣装もちょっとラテンの雰囲気を出すためにお腹を出していて、露出の多い衣装だったんですけど、丸みが……(笑)。
MINA:ミュージックビデオ撮影の時までは大丈夫だったんだけど、その後がね。
NANA:ドラマの撮影だ、プロモーションだっていうときにひどかったね(笑)。でも、こんなに代表曲になるとは思っていませんでした。
MINA:あの時はそんなに感じなかったけどね。
NANA:今こんなにも愛される曲になっているというのはすごく嬉しいですね。どこに行っても「Ride on time」のイントロが流れると、今でもみんな“うわー!”って喜んでくれるので。
── 前作の「閃光-ひかり-のVEIL」からラテンの流れで来ていますが、この曲がなぜ特別になったんだと思いますか。
LINA:キャッチーで一緒に踊りやすい振り付けにもこだわって作っていたので、誰でも一緒にノれるっていうのが浸透してきて、どこに行ってもみんな踊ってくれたんだと思います。そういう面白さや楽しさが届きやすかったのかな。