「Think MIDI 2015」が12月12・13日開催、レジェンドに触れるトーク&ライブ、ヴィンテージ楽器から最新機器まで展示

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電子楽器のユーザー、クリエイターにはおなじみの「MIDI」をテーマに、ライブやパネルディスカッション、楽器の展示など、楽器ファン、プレイヤーならぜひチェックしたいイベント「Think MIDI ~MIDIがつなぐ時代と音楽~」が、12月12日(土)・13日(日)の2日間に渡って、東京・ラフォーレミュージアム六本木で開催される。

「MIDI」は電子楽器共通のプロトコル。このMIDIの存在がすることで異なるメーカーの製品同士が信号をやりとりして楽器を鳴らしたり、各種コントロールをすることが可能。パソコンで音楽制作が可能になったのもMIDIのおかげだ。そんなMIDIの規格制定から30年余り、「Think MIDI ~MIDIがつなぐ時代と音楽~」は、音楽の進化に与えたMIDIの影響を検証するステージと、電子楽器の歴史を検証する展示ゾーンで構成されるイベントだ。

ホール内の2つのステージではMIDIにゆかりのあるミュージシャンによるライブやトークイベントを実施。展示エリアではヴィンテージ楽器の展示や、YMOがライブで実際に使用した機材を展示する「YMO楽器展」でその歴史に触れることができる。また、最新機器やソフトウェアの展示に加え、ブラウザと楽器をMIDIでつなぐWeb MIDI APIの実演コーナーでMIDIの未来も体験することができる。

メインステージの2日間はそれぞれ異なるコンセプトで構成。12日は「MIDI's Legend」と題し、電子楽器の歴史やMIDIが音楽の発展にいかに寄与したかを検証。ライブ・ステージには向谷実、西脇辰弥、増田隆宣、浅倉大介、松武秀樹、篠田元一が登場、パネルディスカッションには冨田勲、服部克久、千住明、そしてMIDIの生みの親でありローランドの創業者である梯郁太郎氏が登場する。

13日は「CREATE MUSIC」をテーマに、MIDIの出現が音楽の進化に与えた影響や、音楽産業にさまざまな形でMIDIが活用されている実情と将来の展望を紹介。「大島ミチルと映像音楽」と題したトークイベントや、白井良明、難波弘之、氏家克典、梯郁夫らによるスペシャルライヴが行われる。

さらにサブステージでは、ハード/ソフトメーカーによる最新のデジタル製品の紹介など、各種デモンストレーションが行われる。

Think MIDI ~MIDIがつなぐ時代と音楽~

●日時
12月12日(土)11時00分~18時30分
12月13日(日)10時00分~17時30分
●会場:ラフォーレ・ミュージアム 六本木
●入場料
各日 一般 当日2,000円 前売1,800円
高校生以上学生 当日1,000円 前売900円 ※全て税込
中学生以下 無料
●主催:公益財団法人 かけはし芸術文化振興財団
●出演
パネラー:冨田勲 服部克久 千住明 大島ミチル 伊藤圭一 梯郁太郎
ゲスト (50音順):浅倉大介 氏家克典 梯郁夫 篠田元一 白井良明 難波弘之 西脇辰弥 増田隆宣 松武秀樹 向谷実 根岸孝旨 阿部薫
総監督:松武秀樹
音楽プロデューサー:篠田元一
●企画:トート株式会社
●協力
一般社団法人 音楽電子事業協会(ANEI)
一般社団法人 日本シンセサイザープログラマー協会(JSPA)
楽器ハード/ソフトメーカー 都内周辺音楽大学/専門学校、都内有名楽器店

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