ザ・ビートルズが滞在したインドの僧院、一般公開
ザ・ビートルズが1968年にひと月ほど滞在したインド北部リシケシュにある僧院が修復され、火曜日(12月8日)から一般公開された。4人のメンバーはマハリシ・マヘーシュ・ヨギの影響を受け、インドを訪問。彼が道場として使っていたこの場所で瞑想を修行したり曲を作った。
◆ザ・ビートルズ画像
マハリシと弟子たちは1970年代に僧院を去り、以降、荒れた状態だった。しかし、この場を訪れるザ・ビートルズ・ファンは後を絶たず、聖地のような存在となっていた。
そして、ザ・ビートルズの滞在から47年後、荒れ放題だったこの壮大な土地と建物は修復され、入場料150ルピー(約270円:インド人向け料金)、700ルピー(約1270円:外国からの観光客向け料金)で正式に一般公開されることになった。ゆくゆくは、ヨガ・センターも設立したいという。
ザ・ビートルズはもともと3ヶ月ここに滞在する計画だったが、リンゴ・スターは食事が気に入らず10日で退散。ポール・マッカートニーはひと月、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンは6週間ほど滞在したそうだ。予定していたより短くなったが、ここで40以上の曲が誕生し、『The Beatles(ホワイト・アルバム)』に収録されたといわれている。
#BeatlesArchive 1968. gnikn.us/ExploreBeatles
Posted by The Beatles on 2015年3月2日
Ako Suzuki
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