ハリー・ニルソンの息子、父の曲をレコーディング

ポスト

ハリー・ニルソンの息子Kiefが、父の曲をレコーディングしているそうだ。カントリー歌手グレン・キャンベルの息子も参加しているという。

◆『Pussy Cats』画像

Kiefは、「Without You」や「Everybody’s Talkin(うわさの男)」のような代表作ではなく、「All I Think About Is You」「Rainmaker」「Daybreak」「Maybe」「Kojak Kolumbo」などツウ好みの曲を選んだそうだ。

その中には、ジョン・レノンがプロデュースしたニルソンの10枚目のアルバム『Pussy Cats』(1974年)のために作られたが、オリジナル盤には収録されず、リイッシュー盤でボーナス・トラックとして発表された「The Flying Saucer Song」も含まれるという。

ニルソンの遺産を管理するリー・ブラックマン氏は、リリース日等は未定だが、「プロジェクトは進行中」と『Billboard』誌に話した。彼によると、Kiefはアルバムのタイトルを父の作品『Nilsson Sings Newman』(1970年)、『Son Of Schmilsson』(1972年)にかけ、『Nilsson Sings Nilsson』もしくは『Son Of Son Schmilsson』にしようかと考えているそうだ。

ニルソンには7人の子供がおり、Kiefは末っ子。ベーシストとして活動し、2012年に行われたグレン・キャンベルのラスト・ツアーにも参加した。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報