科学的に証明された猫のための音楽
長年、ナショナル・シンフォニー・オーケストラで演奏し、メタリカと共演したこともあるチェロ奏者、指揮者、作曲家のDavid Teie氏が、猫のための音楽を考案した。2016年3月にデビュー・アルバム、その名も『Music For Cats』がリリースされる。
◆猫と音楽の映像
Teie氏によると、音の感覚は人間の場合、子宮にいるときから発達し始めるが、猫は生まれてからになるそうだ。そのため、彼が作った音楽には、鳥のさえずりや親猫の喉を鳴らす音、ミルクを飲む音などが含まれているという。
科学者により検証され、これを聴いた77%の猫たちはポジティヴな反応を示したらしい。Teie氏は、彼の音楽により猫の人生を豊かにしたいそうだ。アルバムを制作したいとクラウドファンディングを通じ資金を募ったところ、彼のプロジェクトに賛同、期待する飼い主は多く、24万ドル(3,000万円)以上も集まったという。
12月までに作曲を終わらせ、1月にレコーディング、2月に編集、3月にアルバムが完成する予定だという。オフィシャル・サイト(Musicforcats.com)では現在、予約を受け付け中。ダウンロード版もあるので日本からもオーダーできる。詳しくはMusicforcats.comまで。
Teie氏は今後、猫以外の動物向けの音楽も作りたいそうだ。
Ako Suzuki
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