アデル、全米チャートを制覇

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今週の全米チャート(Billboard 200)は、アデルのニュー・アルバム『25』が史上最多のウィークリー・セールスで1位を獲得した。『25』は1週間で338万枚の売り上げを記録した。

◆アデル画像

これまでの最多は、イン・シンクの『No Strings Attached』(2000年)の241万6,000枚だった。『25』は3日間ちょっとで243万枚を突破。たった1週間のセールスで、2015年アメリカで最も売れたアルバムとなった。そして、まだまだ勢いは止まらず、チャート発表後、400万枚を超えたという。

『25』はアデルにとって2枚目の全米No.1になるが、初の全米1位を獲得した前作『21』も人気が再熱し、今週2年半ぶりにトップ10内(9位)に再エントリーしている。

先週1位だったジャスティン・ビーバーの『Purpose』は2位に、2位だったワン・ダイレクションの『Made In The A.M.』は3位に後退した。

今週はアデルのほか、4位にラッパー、ジェイダキスの6年半ぶりの新作『Top 5 Dead Or Alive』が、8位にエンヤのこれも7年ぶりとなる『Dark Sky Island』がチャート・インしている。

シングル・チャート(Hot 100)も、アデルの「Hello」が1位を獲得。5週連続のNo.1となった。2,3位も先週と順位は変わらず、ジャスティンの「Sorry」とドレイクの「Hotline Bling」がキープ。新たにトップ10入りしたシングルはなかった。

Ako Suzuki
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