全英アルバム・チャート、ワン・ダイレクションが1位に

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ジャスティン・ビーバーとワン・ダイレクション、どちらが1位を獲得するか注目された今週のアルバム・チャート、英国ではワン・ダイレクションの『Made In The A.M.』がトップに輝いた。

◆ワン・ダイレクション画像

『Made In The A.M.』はリリース後1週間で9万3,189枚を売り上げ、2015年の最速セールスを記録した。ワン・ダイレクションにとって4枚目の全英1位となる。

ジャスティン・ビーバーの『Purpose』のセールスは約9万596枚と、その差はわずかだった。

先週まで2週連続トップだったエルヴィス・プレスリーの『If I Can Dream』は3位に後退。4位にはジェフ・リンズELOの『Alone In The Universe』が初登場した。

今週はこのほか、ヴァイオリニスト、アンドレ・リュウの『Roman Holiday』(8位)、オーディション番組『The X Factor』2014年度の優勝者Ben Haenowのセルフ・タイトル・デビュー・アルバム(10位)が新たにトップ10入りしている。

シングル・チャートは、アデルの「Hello」に阻まれ3週連続で2位に留まっていたジャスティン・ビーバーの「Sorry」が逆転、1位を獲得した。リリース以来トップの座をキープし続けていた「Hello」は2位に後退。3位には、ジャスティンの新曲「Love Yourself」が初登場した。

ジャスティンは、8月終わりにリリースした「What Do You Mean」もまだ5位につけており、今週3曲がトップ5に入った。この快挙は、男性ソロ・アーティストとしてはジョン・レノン以来34年ぶり。彼が亡くなった後(1981年1月)、「Imagine」(1位)、「Happy Xmas (War Is Over)」(3位)、「(Just Like) Starting Over」(5位)がトップ5入りしていた。

ジャスティンはこれだけでなく、今週、『Purpose』の収録曲全てが100位内にチャート・インした。その内の8曲は40位圏内で、これは、エルヴィス・プレスリーの7曲(1957年)を抜き、UKチャート史上最多となる。

今週のシングル・チャートはジャスティンのほか、ジェス・グリンの「Take Me Home」(6位)が新たにトップ10内に入った。

ファンが『EODMを1位に!』キャンペーンを立ち上げ、注目されていたイーグルス・オブ・デス・メタルの「Save A Prayer」は53位だった。

Ako Suzuki
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