オバマ大統領「私はコーンのリード・シンガーじゃない」
オバマ米大統領が木曜日(11月12日)、ホワイトハウスで軍人に名誉勲章を授与する際、スピーチの冒頭で「私はコーンのリード・シンガーではない」と冗談を飛ばした。
◆コーン画像
元アメリカ軍の大尉Florent Groberg氏は、2012年8月、アフガニスタンで自爆犯を見つけ、彼に立ち向かっていき、多くの人々の命を救った。しかし、このとき大怪我を負い、しばらく入院。その間、彼が大好きなバンド、コーンのジョナサン・デイヴィスがお見舞いに訪れたが、Groberg氏は意識が朦朧としていて幻覚かと思ったそうだ。
その話を知ったオバマ大統領は、彼を称えるスピーチの中でこう言及した。「病院で目を覚ましたとき、朦朧としている中、誰かが話しかけてきた。Floはそれがヘヴィ・メタル・バンド、コーンのリード・シンガーだと思ったそうだ。彼は“どうなっているんだ? 幻覚を起こしているのか?”と思った。でも、そうじゃない。すべて現実のことだった」
「だからFlo、今日は幻覚じゃないって断言しておきたい。君は確かにホワイトハウスにいる。カメラが回っている。そして、私はコーンのリード・シンガーじゃない。我々は、この国で最高位の勲章を君に授与しようとしているんだ」
このニュースに驚いたデイヴィスは、インスタグラムにオバマ大統領のスピーチの一部を投稿し「Wow」とコメントした。デイヴィスはGroberg氏が入院中、何度かお見舞いに訪れたと言われている。
自爆犯を取り押さえようとした際、Groberg氏と一緒に立ち向かったほかの4人は亡くなったそうだ。Groberg氏はこの勲章を彼らへ捧げると話した。
Ako Suzuki
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