カメレオ、よゐこ濱口の“禿夢”とネット番組で全力体当たり

ヴィジュアル系の枠を超えて様々な活動を続けるエンターテインメント集団“カメレオ”と、よゐこ濱口率いるブジュアル系（エア）バンド“禿夢”のネットバラエティ番組「禿夢×カメレオ 新感覚ネットバラエティ 禿レオ」の初回スペシャルが2015年10月10日に放送され、お互い体を張った全力企画で番組を盛り上げた。

◆カメレオ＆禿夢 画像

初回は1時間30分のスペシャル放送。背景をCG合成により変えることが出来るという新感覚ネットバラエティならではの演出で、初公開となるTakashi（カメレオ：G）のスタジオなど様々な背景も映し出され、メイン背景には、家族に怒られながらも撮影したコウタロック（禿夢：B）の家の写真が採用された。そして視聴者の（かなり過激で日常生活に全く役に立たない）疑問にメンバーが全力で体を張って答えていく企画「僕らには“知恵”は無いが“全力”がある！“禿レオの全力袋”」がスタート！HIKARU.（カメレオ：Vo）がガムテープで梱包された段ボールの中に入り脱出できるか挑戦したり、全員でコーラを飲みながらゲップが出るまでどこまでしりとりを続けられるかを検証したりと、地上波ゴールデンタイム顔負けの展開にスタジオ内も爆笑に包まれる。







「腕相撲の最弱王」では対戦相手がおらず、“昨日の自分”とエア対戦したETチャン（禿夢：ゲストVo）が惨敗し、そのETチャンと対戦したTakeshi（カメレオ：Dr）は肩をもっていかれ（そもそもETちゃんは弱くない）、キク（禿夢：Vo）との最終決戦へ。とはいえTakeshiも弱くはないので、圧巻の試合運びでキクを圧倒。最後は、たまたまスタジオにいた女性にも完敗したキクが見事に最弱王に輝いた。その他、シュノーケルをしながら熱々のカップラーメンを食べられるかチャレンジでは“ラーメンは食べられるが太いうどんは無理”という結果を全力で提示。

そして、「効きオムツ」では予想を超える展開にコメント欄が炎上する事件が起きる。リスナーの疑問に答えるためにタカマサ（禿夢：G）とTakeshiがヴィジュアル系とは思えないオムツを履いた姿を全力で披露したところ、2人の新感覚すぎる姿（もはやアウト）にコメント欄が賛否両論。それに反応したカメレオの事務所スタッフが急遽Takeshiにストップをかける、という事態に。今まで何に対しても体当たりで向かっていたTakeshiは悔しい表情を滲み出していたが、カメレオ初のNGが「オムツを履く」というのもカメレオらしいといえばカメレオらしい（笑）。

本放送後のアメスタのアプリ限定配信ではヨシユキ（禿夢：プロデューサー）から「我々禿レオは、もう二度と（番組で）オムツを履きません」と一同が心を一つにして宣言。段ボール脱出企画でKouichi（カメレオ：B）が新記録である16秒を叩き出すと、最後はヤス（禿夢：Dr）とDaisuke（カメレオ：G）がこの日出来たお約束の段ボール芸を披露、大盛り上がりで初回放送が終了した。

初めてカメレオを見たのがこの番組だとしたら、現役芸人との全力でぶつかりあう掛け合いに、彼らがバンドマンだという固定概念は吹き飛んでしまうだろう。しかし「ハッピーな空間を創る」とこに全力で挑み、メンバー自身が何よりそれを全力で楽しむというカメレオの信念は、楽器を持っている時も、5人で踊り歌う時も、このバラエティ番組を通じて笑いを提供することも、表現方法の一つなのだと感じさせられた。そんなメンバーの想いは、皆を笑顔にする禿夢との生放送で強力な化学反応を起こしていくはずだ。

総視聴者数55,300を超える数字を叩き出し、一気に人気番組と肩を並べるほどの注目度を集めたこの初回スペシャル放送は、期間限定でアーカイヴ配信されている。第2回目は11月21日（土）21時から放送されるが、今度は一体何が起きるのだろうか。


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