【ライブレポート】LiSA、徳島<マチ★アソビ>で圧巻のパフォーマンス

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2015年9月26日(土)から10月12(月)にかけて徳島県で開催された<マチ★アソビ Vol.15>にてLiSAが登場、圧巻のアコースティックライブを見せつけた。

◆LiSA画像

10月11日(日)、この日は<マチ★アソビ>に4年振りにLiSAが帰ってくるとあって、会場は夕暮れ過ぎから超満員の状態だった。ステージ客席からオーディエンスはが溢れ出し、さらにはロープウェイ乗り場エリアまでをも埋め尽くし、2,000名を超えるファンがLiSAの登場を待ち受けていた。

日は暮れ景色が黒く沈んだ頃、バックバンドからギター高慶"CO-K"卓史、キーボード野間康介(agehasprings)が登場、夜の眉山に馴染むしっとりとした旋律を奏でると、LiSAがステージに現れた。「こんばんは、LiSAです。徳島でこんなにも沢山の方に会えて凄く嬉しいです。本当にどうもありがとう」と挨拶し、「初めてここで歌った曲、歌います。聴いてください」と1stシングル「oath sign」をアコースティックバージョンで熱唱した。

2011年秋に放送されたTVアニメ「Fate/Zero」のオープニングテーマ曲だったこの楽曲は、実は4年前の10月に開催された<マチ★アソビ>にて初めて披露された楽曲だった。この徳島の地で再び歌われるとあり、会場は大きな感動に包まれていた。しっとりと歌い上げた後、「改めまして、LiSAです!」と元気に挨拶、スタンド最前列からロープウェイ乗り場エリアまでのオーディエンスを煽ると「ここにいる皆で最高に楽しんでいきましょう、ピース!」とお決まりの掛け声からエンジンを掛ける。


2曲目はTVアニメ「ソードアート・オンラインII」《キャリバー》編エンディングテーマ「No More Time Machine」だ。次に鍵盤ハーモニカを手にしたLiSAがソロを披露したのは、夕闇の似合う切ないラブソング「オレンジサイダー」だった。夕焼けをバックに歌いたかったものの、日の入りが早く既に辺りは真っ暗になってしまっていたが、客席から照らされるオレンジ色のペンライトで美しい光景が広がることとなった。

その後、「「Fate」にとって大切な「THIS ILLUSION」という曲を担当させていただきました。まだ一回も歌った事ないんですよ。「oath sign」ここが初めてだったでしょ?今日の為に取っといたんよ」と、TVアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」の挿入歌「THIS ILLUSION」がこの地で初披露され、割れんばかりの喝采が沸き起こった。

そして最新シングル「Empty MERMAiD」のカップリング曲「リスキー」、LiSAの代表曲「crossing field」を披露し、「皆に今日またここで会えたのが嬉しいので、大事な曲を歌います」と「シルシ」(TVアニメ「ソードアート・オンラインII」《マザーズ・ロザリオ》編エンディングテーマ)が、シンプルなバックバンドの演奏とLiSAの伸びやかなヴォーカルで会場を震わせる。


「今日の事を忘れないでください。そしてこの<マチ★アソビ>、これからも来年も再来年もずっとずっと遊びたいでしょ?きっと偉い人がなんとかしてくれると思います(笑)。皆にとって今日のイベントがどんどん大事になっていったらいいなと思います。だから、今日の事を忘れないでください。」とイベントへの想いを伝えアカペラを披露、その後「恥ずかしい踊りしてもらうから!」とコミカルな振り付けが印象的な「エレクトリリカル」でオーディエンスを踊らせ、「最高なんでこのまま行きます」とTVアニメ「ニセコイ:」オープニングテーマ「Rally Go Round」で会場を一気に加熱させた。

上着をステージに脱ぎ捨て「最後思いっきり声出してください、OK?徳島ー!」と叫び、TVアニメ「魔法科高校の劣等生」オープニングテーマ「Rising Hope」を歌い上げ、「<徳島マチ★アソビ>、本当に楽しかったです。また来るね。また遊ぼうね。どうもありがとうございました、LiSAでした」「今日もいい日だっ!ばいちっ!」を残し、ステージを後にした。

アニメテーマソングを多く配した今回のステージは、LiSAファンのみならず<マチ★アソビ>ファン、アニメファンの脳裏に焼きつく、忘れられない一日を刻むこむこととなった。


◆LiSAオフィシャルサイト
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