“昔、赤ペン先生にお世話になった”という奇跡のバンド、『ATAMAYOKUNAR』でデビュー

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過去に“赤ペン先生的なものにお世話になった”という奇跡的な共通点のもとに集まったメンバーで結成された、静岡発のバンド・RED PENCIL TEACHERSが、10月7日にデビューミニアルバ『ATAMAYOKUNAR』(アタマヨクナル)を発売する。

RED PENCIL TEACHERSは、静岡の交差点でメンバー同士がすれ違った時、「過去に赤ペン先生的なものにお世話になっていたのでは?」という“波動”を感じたことがバンド結成のきっかけ。確かに言われてみれば、「進研ゼミ」のベネッセコーポレーションは本社は岡山だが、Z会の本社は静岡である。……だからどうした? といえば、まぁそれまでなのだが。

一方で、この奇跡的な偶然と波動から生まれたRED PENCIL TEACHERS(通称“赤ペン先生”)、メンバーのほぼ全員がプロミュージシャンだという話もある。これはどうやら本当らしいが、なぜ正体不明にして活動しているのかは謎。顔を隠している理由は犯罪者だから、というわけではないようで、また業界的によくある契約問題もなさそうとのこと。ただ、メンバーが誰なのか知りたいといえば知りたい気もするし、知りたくないといえば、まぁそんな気もする。


なお、そんなデビューミニアルバム『ATAMAYOKUNAR』は、デスボイスが入った曲もあり、日本語歌詞と英語歌詞を織り交ぜたガチなラウドロックで圧倒的な楽曲力を感じられるとのこと。

もっとも、日本語歌詞、英語歌詞を見ながらじっくり聞くと内容が酷いらしく、寝坊して会社を辞めてしまう曲、社員にならないかと言われる事を目指しているバイト君の曲、そして、ダイエットに関して苦悩している曲など、本当にしょうもない事しか歌っていないそうである。

所属レコード会社は、「正体不明にして顔出しNGにしているのは、恐らく、しょうもない事を歌っているからなのかもしれない。」としている。

しかしながら、こんなふうにレコード会社からも非常に雑な扱いを受けている通称“赤ペン先生”だが、なかなかどうして意外と曲がよかったりするのが、なんともじれったいところである(笑)。

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