アップル、12.9インチの「iPad Pro」発表

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現地時間の2015年9月9日午前10時からサンフランシスコにあるビル・グラハムシビックオーディトリウムで開催されているアップルの新製品発表会イベントにて、噂されていた大画面のiPad「iPad Pro」が発表された。

◆発表となったiPad Proの画像

「iPad Pro」は、iOSデバイスの中で最も大きな12.9インチ、解像度2732x2048pixのRetinaディスプレイを備える。


さらに、A8Xの2倍の処理速度を誇るA9Xチップを搭載。「iPad Pro」の性能についてアップルは「他のポータブルPCの80%よりも高速」「グラフィック性能は他のポータブルPCの90%よりも高速」としている(ちなみに初代iPadと比較するとCPUは22倍、グラフィック性能は360倍高速化した)。

バッテリーは10時間連続駆動が可能。iPad Proの上部と下部に2つずつステレオスピーカーを備えて、高さ305.7mm×幅220.6mmとiPad Air2よりも78%大きい。薄さは6.9mm(iPad Airは6.1mm)。重さは713g。

シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色展開で、wi-fiモデルは32GBが799ドル、128GBが949ドル。128GB+LTEモデルは1079ドル。11月に販売開始となる。


また「Smart Keyboard」というフルサイズキーボード付きのカバーも169ドルで用意(iPad Proの側面にあるSmart Connectorで接続。キーボードへの電源供給も同コネクタから)。さらに、ペンの傾きと圧力を感知して自由自在な線を描くことを可能にするスタイラスペン「Apple Pencil」も99ドルで登場する。

(※ 価格はすべてアメリカでの場合)

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