「ロマンス」「シンデレラ・ハネムーン」「聖母(マドンナ)たちのララバイ」… 岩崎宏美、シングル53枚ハイレゾ配信
「ロマンス」「思秋期」「すみれ色の涙」「聖母(マドンナ)たちのララバイ」など、多くの人の記憶に残るヒット曲を歌ってきた岩崎宏美。1975年4月25日のデビューから数えて、2015年はデビュー40周年ということで、岩崎宏美のビクター時代のシングル全53枚が高音質のハイレゾ音源として配信となった。
今回のハイレゾ配信では、1975年の「二重唱」から1999年の「許さない」まで全53枚のA面曲/B面曲(あるいは表題曲/カップリング曲)計105曲が、すべてハイレゾ用にリマスタリング。特に、50枚以上のシングルを一気にハイレゾで発売するのは、市場全体を見ても業界初の出来事。レコード会社曰く「70年代からヒットを量産しつつ、現在も多くのファンから支持されている岩崎宏美だからこそ可能となった快挙」とのこと。
また、今回のリマスタリングをつとめたエンジニア袴田剛史が選ぶ5曲(「想い出の樹の下で」「熱帯魚」「シンデレラ・ハネムーン」「摩天楼」「愛を+(プラス)ワン」)をまとめたハイレゾ体験版セットも発売される。
これまでも、4チャンネルでのLPレコード、VHDやDVDといった映像ソフト、紙ジャケット仕様でのオリジナル・アルバムの復刻CD(こちらも袴田剛史がリマスタリングを担当し、一部旧音源の修復も実施)など、それぞれの黎明期から作品にこだわり、オーディオ&ビジュアル・ファンをも唸らせてきた岩崎宏美作品。今回のハイレゾもまた、そんなファンの期待に応えるものになっているはずだ。
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