【ライブレポート】チームしゃちほこ、JK最後の夏を飾る。「でも劣化とか言わないでね!笑」

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8月28日にチームしゃちほこが、地元愛知県の蒲郡市ラグーナビーチにて<しゃちサマ2015>を開催した。今回BARKSでは、当日のオフィシャルレポートをお届けする。

◆<しゃちサマ2015> ライブ画像

メンバー6人のうち5人が高校3年生ということで、サブタイトルに「JK最後の夏休み」と銘打たれた今年の<しゃちサマ>。いよいよ開演し、過去に何度もしゃちほこのライブにVTR出演してきた竹内力の姿が今回もVTRに映し出されると、「ういろう・ザ・チャンピオン」というヘヴィメタル調の未発表曲が竹内によって歌われ、会場は沸いたという。そして6人をステージに呼び込み全員が揃うと、大歓声の中、秋本帆華による掛け声でアップテンポな「乙女受験戦争」、そしてそのまま「アイドンケア」、「トリプルセブン」を連続で披露。「これがしゃちほこのライブだ」と言わんばかりの攻めのセットリストで序盤から畳み掛ける。

伊藤千由李が「こんにちゆー!」と恒例の挨拶をして6人が自己紹介を終えると、坂本遥奈が「これから皆さんに踊って頂くわけですが、ウォーミングアップは必要ですね!というわけでみんなで一緒にラジオ体操をしましょう!」とステージにメ~テレ(名古屋テレビ)のキャラクター「ウルフィ」、そしてアニメ『ウサビッチ』に登場する「プーチン」と「キレネンコ」を招き入れ「チームしゃちほこの野菜生活体操」で会場に集まった5000人のファンと一緒に体操を行った。次は続いてのゲスト「しまじろう」が現れ「じりじり夏活委員会 feat.しまじろう」で一緒にダンス。しまじろうもキレのある踊りを披露してくれたという。

9月30日にリリースされるEP(ミニアルバム)『いいじゃないか』に収録される「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」をスタンドマイク片手にクールに決めると、このEPに収録されるファンクなリズムで遊び心満載の「NIGI² WONDERLAND」、そして全ての働く人々を讃え、背中を押してくれる骨太ロックナンバー「BASYAUMA ROCK」を初披露した。



続くコーナーでは、6人のソロメドレーを挟むと制服姿に衣装替えをして、indigo la End / ゲスの極み乙女。の川谷絵音が手掛けた「シャンプーハット」を歌い上げた。結成当時は制服衣装だった事から、メンバーは「あの頃を思い出す!」と懐かしみ、「当時立っていたステージと同じぐらいの大きさ」という客席後方に用意されたサブステージに移動し、チームしゃちほこにとって始まりの歌である「恋人はスナイパー」、「ごぶれい!しゃちほこでらックス」を披露。「ごぶれい!しゃちほこでらックス」では巨大な水柱が何度も空高く飛ぶ演出で会場を盛り上げ、最後の決めポーズの「はぁー」で、メンバー全員が頭から水を被るサプライズ演出が。ずぶ濡れになった6人は口々に文句を言いながらステージを後にしたようだ。

再び衣装をTシャツに着替えて「勝手にハイブリッド」で再登場。RIP SLYMEのカバー曲「JOINT」で会場中がタオルを大きく回し、会場のテンションはさらにヒートアップしていく。会場には一瞬雨が降るも、「雨が降ったって気にしない!」と安藤ゆずが叫び「抱きしめてアンセム」を歌うと5000人とステージの6人が踊り乱れた。

そして「よろしく人類」ではステージ下手に用意されたリフターに6人が乗り込み、「よろしく人類」のアニメーションビデオに登場する七福神の宝船(この曲が収録されているファーストアルバム『ひまつぶし』のジャケットにも登場)のごとく空高く上がり5000人を見渡しながら熱唱した。ステージに戻ると会場の中央に用意されたキャンプファイヤーに火が灯され、6人はそれぞれ「しゃちサマ」の感想を述べた。
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