indigo la End、川谷絵音×女優・小島藤子がバンドマンとリハスタのバイト女子の切なすぎる恋路を熱演

ポスト


9月16日(水)にリリースされるindigo la End初の両A面シングル「雫に恋して/忘れて花束」より、「雫に恋して」のミュージックビデオが公開された。

◆indigo la End「雫に恋して」MV 映像

今回の映像には、シングルのジャケット写真にも登場している女優の小島藤子が出演しており、川谷絵音(Vo/Gt)との切ない恋路を熱演している。切なさと温かさが絶妙に入り混じる感情がリアリティーたっぷりに描かれており、過去~現在の時間軸を表現する上でのディテールにこだわられたこの作品は、何度も見返したくなるような充実の作品に仕上がっている。

作品のストーリーとコンセプトはこうだ。リハーサルスタジオでバイトをする女の子が、常連バンドのフロントマンに恋をし、その恋を成就させるも、ある日のライブ終演後に自ら別れを切り出す。売り切れる物販Tシャツ、彼に名刺を差し出す音楽関係者、たくさんの出待ちのファン……。「いち恋人」である前に、彼の「いちファン」だった彼女は、そんなシーンを目の当たりにし、彼を、彼の才能を愛するがゆえに、彼から身を引くことを決断するのである。そこにある思いは、「彼がもっと売れるにはきっと、カノジョの存在が、わたしが、邪魔だ」というものであった。そして時は、流れる──お客さんがパンパンに入ったライブハウスの片隅、そこには、かつて付き合ったバンドマンの音楽に久しぶりに触れ、ただただ涙を流す彼女の姿が……。いまの涙とかつてのしあわせを行き来させる編集で、女性の複雑な心情が描かれているのである。

映像では、Tシャツをはじめとするindigoの物販商品やポスターもリアリティーを保つために効果的に使用され、時間軸をきちんと描くために、数度にわたって衣装チェンジが行われている。撮影場所もindigoがインディーズ時代に何度も出演し、非常になじみの深いライブハウスである下北沢ERAのスペースを使って撮影されたという。indigoのファンも多数参加しており、手作り感も溢れる内容となった。


今回のミュージックビデオに関して、川谷絵音と小島藤子よりそれぞれコメントも届いている。

  ◆  ◆  ◆

■indigo la End:川谷絵音(Vo/Gt) コメント
「今回のMVはインディゴの歴史と共に曲を描く、今までで一番リアルなMVです。
それだけに切ない。何より小島藤子さんの熱演に助けられて僕も演技が出来ました。
あとはエキストラをやってくれたファンの皆さんや下北沢ERAの店長の熱演もあって素晴らしい映像になったと思います。
何回も見て欲しい作品です。」──indigo la End:川谷絵音(Vo/Gt)

■小島藤子 コメント
「撮影中もメンバーの皆さんとファンの皆さんの想いが伝わってくるようなとても心地良い撮影現場でした。
その強い想いをのせてキャスト、スタッフ全員で創り上げたMVです。
切なく優しい歌声、どっしりと芯のある演奏と共に是非たくさんの方に見て頂けると嬉しいです。」──小島藤子

  ◆  ◆  ◆



4th 両A面シングル「雫に恋して/忘れて花束」

2015年9月16日(水)
WPCL-12230 ¥1,200(+税)

[収録曲]
M1.雫に恋して
M2.忘れて花束
M3.夢のあとから
※特典:初回プレス分のみ “Newロゴ ステッカー”封入(※他特典、後日解禁予定)
この記事をポスト

この記事の関連情報