サイドまで単板削り出し、D'Angelicoから優美なアーチを描くトップ＆バックのウクレレ「Giulietta MU-6CPS」

コルグ・KID（KORG Import Division）は、D'Angelicoブランドのウクレレ「Giulietta （ジュリエッタ）MU-6CPS」を発売した。

◆「Giulietta MU-6CPS」～画像～

「Giulietta MU-6CPS」は、優美なアーチを描くボディ・トップ/バック、手の込んだ構造、ユニークな仕様などそのすべてが従来のウクレレと一線を画すモデル。注目は、なんといってもボディのトップとバック、さらにサイドまで単板削り出しという贅沢な仕様だ。

通常アコースティック・ギターのサイド（側板）は曲げた板に加え、ネック・ブロック、テイル・ブロック、トップとバックを接着する糊代としてのライニングなど、補強材が必要になる。一方、「MU-6CPS」ではソリッドで撓まないサイドにより、トップ／バック／サイドを一体化。このユニークな構造で、ボディ全体が反応する豊かな鳴りを実現している。

ボディ・トップ、バックおよびサイドにはマンゴーを使用。音色は、マホガニーとメイプルの特徴を兼ね備えたニュアンスで、よく響きながら高音のきらびやかさを持ち合わせ、温かみと明るさを感じることができる。そして、ネックにもマンゴー、指板はローズウッド材を使用し、弾きやすい400Rのカーブを持たせている。

サイズは弦長384mmのコンサート・スケール。ソプラノよりも演奏しやすく、ダイナミックな音質が得られる。チューナーはグローバー、ブリッジもローズウッド。

もう1つ注目はUSBで充電が可能な専用プリアンプ「PS-4U プリアンプ・システム」の内蔵だ。プラグインするだけで、ノイズに強く美しい音色が得られ、ステージ上でのセッティングもカンタン。USB経由で充電できるので電池の心配も不要だ。

カラーは、ナチュラル・イエロー、サンバースト、シースルー・ブラックの3色をラインナップ。ソフトケースが付属する。