映画『永い言い訳』に本木雅弘、竹原ピストル、深津絵里
『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、直木賞候補となった自らの書き下ろし小説を映画化する最新作『永い言い訳』(2016年全国ロードショー)のキャストが発表となった。
主人公の人気作家・津村啓こと衣笠幸夫を演じるのは、自らが企画し大ヒットを記録した08年の『おくりびと』(第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞)以来、実に7年ぶりの映画主演となる本木雅弘。『日本のいちばん長い日』での昭和天皇役が絶賛され、『天空の蜂』ではテロリストと戦う原発設計士を演じることも話題となっている本木。名実ともに日本の映画界を代表する存在である本木が、西川の小説と脚本、そして主人公・幸夫のキャラクターに「自分のようだ」と惚れ込んで、出演を快諾した。「女性監督にお世話になるのは初めてですが、(略)少しの毒と、温かみのある西川演出にハマっています」と、監督との相性も抜群のようだ。
そして、幸夫と同じように事故で妻を亡くしたトラック運転手の陽一役を竹原ピストルが演じる。俳優としても、熊切和嘉監督作品『海炭市叙景』や松本人志監督作『さや侍』などで鮮烈な印象を残し、今回の大役を射止めた。突然のバス事故で亡くなる幸夫の妻・夏子役には深津絵里。本木との共演は、「最高の片思い」(1995年/フジテレビ)以来、21年ぶりとなる。さらに、陽一の子ども・真平と灯役に、オーディションで抜擢された藤田健心と白鳥玉季。陽一の妻・ゆき役に堀内敬子が決定している。
竹原は、映画の撮影の合間にも<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015>など夏フェスや各地ライブイベントへ出演と、ライフワークとなっている年間250本から300本のアーティスト活動は引き続き継続中。今秋にはニューアルバム『youth』が発売予定。年明けからは<全国弾き語りツアー"youth">として、112本に及ぶツアーが発表されている。
映画『永い言い訳』情報
原案・脚本・監督:西川美和
出演:本木雅弘 竹原ピストル 藤田健心 白鳥玉季 堀内敬子 深津絵里
製作:『永い言い訳』製作委員会(バンダイビジュアル株式会社、株式会社AOI Pro.、株式会社テレビ東京、アスミック・エース株式会社、株式会社 文藝春秋、テレビ大阪株式会社)
企画:分福 制作プロダクション:株式会社AOI Pro. 配給:アスミック・エース
公式サイト: nagai-iiwake.com/
(c)2016「永い言い訳」製作委員会
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