【ライブレポート】indigo la End、魔法のような夏の一夜
indigo la Endが7月31日(金)に、全国5都市6公演にわたる全国ツアー<ナツヨのマジック>のファイナル公演を渋谷公会堂にて行った。今回BARKSでは、当日のオフィシャルレポートをお届けする。
Text by 金子厚武
◆indigo la End ライブ画像
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indigo la Endが7月31日(金)に東京・渋谷公会堂(2,000人を動員)で全国ツアー「ナツヨのマジック」のファイナル公演を実施した。佐藤栄太郎(Dr)加入後初となる今回のツアーは5都市6会場(全10,000人を動員)で開催。
初日となった7月1日(水)のNHKホール公演から一か月を経て、再び東京に戻ってきた4人は、さらに成長した姿を見せてくれた。本ツアーのテーマソングとも言うべき「夏夜のマジック」のミュージックビデオを使ったオープニングの映像に続いて、メンバーがステージに登場。一曲目の「瞳に映らない」が始まると、すぐに会場中からクラップが巻き起こる。
序盤はメンバー全員が立ち位置を離れずに歌と演奏に集中し、レベルの高いプレイヤー集団と化した現在のバンドを印象付ける。中でも、長田カーティス(G)の伸びやかなプレイが楽曲を先導し、「さよならベル」では鋭いキメに合わせて腕を振り上げる派手なアクションも見られた。「今日はツアーファイナルです。この日を楽しみにしていました」という川谷絵音(Vo/Gt)の短いMCを挟んで、美しいコーラスワークが光る「ワンダーテンダー」へ。後鳥亮介(B)のスラップで始まる「billion billion」、インタールード的な「まなざしの予感」に続き、バンドのレパートリーの中でも最もヘヴィな「実験前」では、サイケデリックな映像が映し出される。アウトロではフロントの3人が交互にステージ前方に出てきて、それぞれが暴力的とも言えるような激しいソロを聴かせると、場内からは大きな歓声が沸き上がった。
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