フォールズ、水車小屋でRECのニューアルバムから新技術を駆使したMV公開
9月16日に発売されるフォールズの通算4作目のアルバム『ホワット・ウェント・ダウン』より、「マウンテン・アット・マイ・ゲーツ」のミュージック・ビデオが公開された。
◆フォールズ 「マウンテン・アット・マイ・ゲーツ」MV映像
現代UKロック・シーンの最重要バンド=フォールズ。前作『ホーリー・ファイア』で、<Bestival>、<Latitude Festival>、<Parklife>等のフェスのヘッドライナーを務め、「Q Awards」のベスト・ライヴ・アクト、そして「NME Awards」ではベスト・シングルを受賞し、オクスフォードのカレッジ・バンドから、イギリスを代表するロック・バンドへと成長した彼らが、ニュー・アルバム『ホワット・ウェント・ダウン』より、新たな試みとなる「マウンテン・アット・マイ・ゲーツ」のインタラクティブ・ミュージック・ビデオを公開した。なおこの曲は公開以来、NMEやPitchforkといった有力音楽メディアからも大絶賛を受けている。
今回の映像は、カニエ・ウェストやアークティック・モンキーズ、フランク・オーシャン等の作品を手がけたことで知られるNabilが監督を務めており、全編に渡りGoProの“球状バーチャル・リアリティ・テクノロジー”を用いて撮影された初のミュージック・ビデオである。と、かなり難しげな形態をとっているように思える彼らのビデオだが、Google ChromeブラウザもしくはYouTubeモバイルアプリからアクセスすると、画面上のコントロールボタン、マウス、キーボードの「A」「W」「S」「D」キーで前後左右にドラッグすることで、あらゆる視点から彼らのパフォーマンスを視聴することができるというものだ。
なお、ニュー・アルバム『ホワット・ウェント・ダウン』のプロデュースを手掛けたのは、アークティック・モンキーズ、フローレンス&ザ・マシーン、マムフォード&サンズ等を手掛けたジェイムス・フォード。彼と一緒にフォールズは、南フランスの田舎にある19世紀の水車小屋でレコーディングを行い、結果完成された今作は原始的な衝動や強烈さもまとい、時には狂気の淵に触れたりしながら、バンド史上最も美しいポップ・ソングを披露しているということ。先立って公開されたタイトル・トラック「ホワット・ウェント・ダウン」のミュージック・ビデオは、すでに約150万回のYouTube再生回数を記録している。
日本盤は、DVD付き初回限定盤と通常盤の二形態でリリースされる。また、iTunes Storeでは、アルバムの予約注文(プレオーダー)の受付もスタート。いま予約すると、「マウンテン・アット・マイ・ゲーツ」と「ホワット・ウェント・ダウン」の2曲がその場でダウンロードできる。
■iTunes Store
https://itunes.apple.com/jp/album/what-went-down-deluxe/id1003530936
2015年9月16日発売
[DVD付き初回限定盤]
WPZR-30685/6, ¥2,980(+税)
[通常盤]
WPCR-16757, ¥2,457(+税)
[収録曲]
1. ホワット・ウェント・ダウン
2. マウンテン・アット・マイ・ゲーツ
3. バーチ・トゥリー
4. ギヴ・イット・オール
5. アルバトロス
6. スネイク・オイル
7. ナイト・スウィマーズ
8. ロンドン・サンダー
9. ロンリー・ハンター
10. ア・ナイフ・イン・ザ・オーシャン
※DVD収録内容未定