Serato DJソフトウェアのコントロール機能を使いやすく配置した2チャンネルDJミキサー、Rane「TTM57mkII」

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ユーザーから熱狂的な支持を受けた「TTM57SL」の流れをくみながら、人気のDJソフトウェア「Serato DJ」に対応した米Rane(レイン)の2ch DJミキサー「TTM57mkII」が7月22日より発売される。

最大の特徴は、Serato DJのインターフェイスを内蔵していること。操作パネルには、「Serato DJ」の主な機能をコントロールするためのスイッチやつまみ、ジョイスティックなどを使いやすく配置。直感的なプレイを可能にすることで、Serato DJソフトウェアの機能を駆使した複雑なDJプレイを強力にサポートする。

キューポイントやSP-6サンプラーのトリガーには、バックライト機能付きのシリコンパッドを採用。用途により色が変化するため、薄暗いDJ ブースでも迷うことなく素早く操作可能。オートループ&ループロールのコントロールのボタンもバックライト付きとなっている。また、スリップ、インスタント・ダブルス、インターナルモード、センサー、トランスフォームを切り替えるジョイスティックはチャンネルごとに配置する。

2つのUSB端子で、2台のコンピューターを同時に接続することができるのも注目。コンピューターは「TTM57mkII」本体の操作でカンタンに切り替えが可能。二人のDJによる同時パフォーマンスや交互のプレイなど、多彩なパフォーマンスに対応する。また、32ビット浮動小数点の高性能DSPを搭載。膨大なデータを高速処理できるほか、解像度の高い明瞭な音質を実現している。このほか、Serato DJソフトウェアに内蔵されるSP-6サンプラーに使用できるAUX入力も搭載。レベル調整つまみとフィルター調整つまみを装備し、キュースイッチを使ってヘッドホンでモニタリングも可能だ。

フェーダーには、摩耗が少なくノイズや接触不良のトラブルが発生しにくいRane独自の非接触マグネチックフェーダーを採用。ヘッドホン出力は標準フォーンジャックと3.5mmミニジャックの2種類を用意。モニタリング・ソースはステレオとスプリットキューの切り替えができるほか、DECK 1とDECK 2のバランスを調整し個別のモニタリングも可能なCUEスライダーも備える。入力のアナログ×2(RCA、フォノ/ライン)、AUX(RCA)×2には3バンドEQを装備。マイクはXLR/フォーンのコンボジャック(マイク/ライン切り替え)で、2バンドEQを備える。出力はマスター(XLR×1)、ブース(フォーンジャック×1 )、SESSION(RCA×1)。


対応OSはWindows 7/8/8.1、Mac OS X 10.8/10.9。ドライバーはASIOとCore Audioに対応、Serato DJ以外のさまざまなソフトウェアで「TTM57mkII」をオーディオ入出力機器として使用できる。

製品情報

◆TTM57mkII
価格:オープン
発売日:2015年7月22日

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