「東北ライブハウス大作戦」を書籍化。Ken Yokoyama×TOSHI-LOW、細美武士×ホリエアツシ対談も
2011年3月11日の東日本大震災から、ライブハウスを舞台に繰り広げられている“人と世代と地域を繋ぐ”ノンフィクションストーリーを書籍化した『東北ライブハウス大作戦〜繋ぐ〜』が7月16日より発売となる。
「東北ライブハウス大作戦」とは、2011年の東日本大震災により津波被害を受けた東北三陸沖沿岸地域である宮古・大船渡・石巻の3地域にライブハウスを建設するというプロジェクトだ。
本書には、実際に現地で働くスタッフ、きっかけを作ったバンドマン、「東北ライブハウス大作戦」を支えてきたミュージシャンやライブハウスオープン初日にステージで挨拶を行なった岩手県宮古市長のインタビュー、そしてKen YokoyamaとBRAHMANのTOSHI-LOW、the HIATUSの細美武士とストレイテナーのホリエアツシの対談が収録されている。
さらに、これまで全国で上映されてきた映画『東北ライブハウス大作戦ドキュメンタリームービー』を初DVD化し、特別付録として封入するという。これは映画の製作委員会代表 木村真生氏の「より一層多くの方にこの映画を観てもらえるように」という想いから実現したものだ。
この本を読んで映画を観ることにより、きっと何かしらの想いを感じることができるだろう。それだけでプロジェクトの最大の目的である、人と人との繋がりが生まれたことになるのではないだろうか。
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ただ美しいだけじゃない。
その裏に汗と涙のストーリーが星の数ほどある。
Ken Yokoyama(Ken Band, BBQ CHICKENS, Hi-STANDARD)
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2011年3月11日、東日本大震災。あのとき誰もが「自分にできることは何か?」を考えた。「音楽」や「娯楽」は不要と言われながらも、いち早く被災地に入り物資を届け、半年先まで白紙となった小さな町のライブハウスで「音楽」をかき鳴らしたBRAHMAN。彼らのチームの一員で彼らのライブサウンドを担当するSPC peak performanceの西片明人がいる。彼は、震災の3カ月後に行われたライブイベントの席で、三陸沿岸部にライブハウスを建設することで復興のきっかけと、人が自主的に集まれる場所を作る決意をする。
人と人とを繫ぎ、全国のバンドマンや関係者、オーディエンスと共にわずか1年9カ月でライブハウスを立ち上げた。これは震災からライブハウスを舞台に繰り広げられた男たちの記録である。
――― その力は不可能を可能にし、小さな奇跡を生み続ける。
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■著者プロフィール
石井 恵梨子(いしい えりこ)
1977年石川県金沢市生まれ。高校卒業後上京し、1997年から『CROSSBEAT』誌への投稿をきっかけにライターとして活動をスタート。洋楽・邦楽問わず、パンク、メタル、ロック等、ラウドでエッジのあるものをメインに幅広く執筆。現在は『音楽と人』、『週刊SPA!』などに寄稿。現在タワーレコードとHMV限定で発売中の怒髪天・増子直純自伝本『歩きつづけるかぎり』(「音楽と人」刊)ではインタビュー・文も担当。
『東北ライブハウス大作戦 〜繫ぐ〜』
著:石井恵梨子
発行/発売:A-Works
定価:1800円+税
ISBN978-4-902256-65-9
※DVD特別特典:東北ライブハウス大作戦ドキュメンタリームービー(93分)
[ステッカープレゼントキャンペーン実施]
ヴィレッジヴァンガード、 タワーレコード(一部店舗を除く)のキャンペーン実施店舗で『東北ライブハウス大作戦 〜繫ぐ〜』をご予約・お買い上げいただくと、特製ステッカー(サイズ:90mm×90mm)をプレゼントいたします。
詳細・実施店舗一覧はオフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.a-works.gr.jp/daisakusen/
※特典は書籍と一緒のお渡しになります。
※2015年7月16日(木)前後の発売となります。
※エリアによって、発売日が異なります。
※各店舗、数に限りがございますので、品切れの場合はご容赦ください。
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