アカシック、渋谷クアトロワンマンで「最高潮だと伝えたい！」

6月3日にメジャーデビュー・ミニアルバム「DANGEROUS くノ一」(読み：デンジャラス・クノイチ)をリリースをした5人組ロックバンド「アカシック」が、東阪リリースツアー＜DANGEROUS くノ一 ツアー＞の初日公演を渋谷クラブクアトロで開催した。

満員となった会場にボーカルの理姫が現れると、「初めていうんですけど、アカシックは“男と女の日常とラブ”を追い求めているバンドです。」と初っ端から所信表明を言い放ち、「今日集まってくれたみんなに、最高潮だと伝えたい！」という熱量の高いセリフとともに「サイノロジック」でライブをスタートさせた。アルバムからのリードトラックでもある「CGギャル」では、ファンのサプライズでバンドを象徴する色でもあるピンクのサイリウムが会場を彩り、アップテンポな楽曲と相まり会場のテンションが一気にヒートアップしたということだ。

また、最新ミュージックビデオが発表されたばかりの「香港ママ」では、理姫とキーボードのHachiがチャイナドレスに着替えて登場すると、ミュージックビデオ映像同様の振付をファンとともに披露した。

そして更なる衣装チェンジで、ギャル風の豹柄のホットパンツ、Tシャツに着替えて理姫が戻ると、「私は一生ドキュンでいいです！」というセリフとともに「Galaxy Bang」を演奏。会場のテンションに呼応するように、柵上、テーブルの上と縦横無尽に会場中を駆け回りながら理姫が歌い上げると、いよいよライブも終盤に向かう。本編の最後を『DANGEROUS くノ一』でラストを飾る退廃的なロックバラード「さめざめ」で感動的に締めた。

だが会場からはすぐさまアンコールが起こり、メンバーもそれにこたえ「ロマンス」、「終電」を披露。続いて全く予期していなかったというダブルアンコールが始まると「好き嫌い」を演奏し、計22曲の楽曲とともに初となるクアトロワンマンライブを大成功のうちに終えた。