コルグからビギナーにうれしい巻き過ぎ警告機能も搭載した最小サイズでフルカラーLCD搭載&超高精度のクリップ型チューナー「PitchCrow-G」

ポスト

コルグは、ギター/ベース用クリップ型チューナー「PitchCrow-G」を7月下旬より順次発売する。

「PitchCrow-G」は、楽器のヘッドに直接取り付けて手軽にチューニングできるクリップ型チューナー。軽量&コンパクトでフルカラーLCDを搭載、±0.1セントの超高精度ファイン・チューニングにも対応。世界初の針式メーター・チューナーの開発から40周年を迎えたコルグによる、クリップ型チューナーの新たなスタンダードとなるモデルだ。カラーはブラック(7月下旬発売)とホワイト(8月下旬発売)をラインナップする。

まず注目したいのは、フルスペックのクリップ型チューナーとしては最もコンパクトなこと。周囲の余白をぐっと細くし、厚みもスリムにするなど、無駄のない効率的な設計により、サイズ・重さとも従来モデルより約20%も小型化。さまざまなヘッドに固定できるホールド性や、ボール・ジョイントの柔軟性はそのままに、クリップ部をシンプルに改良。シンプルだからこそ構造が堅牢でしかも軽い仕上がり。小さいのに見やすくて頑丈。コルグのこだわりが詰まっている。

機能面でも、新たに±0.1セントの超高精度ファイン・チューニング機能を追加。細かな誤差も見逃さないストロボ・メーター表示でより正確なピッチが得られる。フルカラーLCDディスプレイは高輝度ホワイト・バックライトとLCDメーターで高コントラスト+広視野角を実現しているのもポイントだ。

通常のクロマチック・モードの他にギター・モードとベース・モードを搭載。それぞれのモードでは音名の横に弦番号が表示され、ビギナーにもわかりやすいのが特徴。さらにフラット/カポタストの設定も可能だ(ギター・モード時)。

ビギナーにうれしいもう1つの機能が1弦巻き過ぎ警告機能。ギター・モード時は、細い1弦が巻きすぎによって切れるのを防ぐため、警告表示がディスプレイに点灯する。

また、電池寿命は従来の3倍となり、約24時間の長時間動作が可能。もちろん、オート・パワー・オフ機能も搭載する。


製品情報

<おもな仕様>音律:12平均律測定精度:±0.1セント以内(ファイン・チューニング)測定範囲(サイン波):・クロマチック A0(27.50Hz)~ C8(4186Hz)・ギター B1 flat5(46.25Hz)~ E4 capo7(493.88Hz)・ベース B0 flat5(23.12Hz)~ C3(130.81Hz)基準ピッチ範囲:436~445Hz(1Hz単位)フラット・チューニング:1~5半音(半音ステップ)カポタスト対応:1~7半音(半音ステップ)外形寸法:63(W)×56(D)×25(H)mm ※ ディスプレイ部とクリップ部を折りたたんだ際の合計サイズ質量:21g(電池含む)電池寿命:約24時間(チューナー動作、A4 入力、連続動作時)付属品:動作確認用CR2032型リチウム電池(3V)×1 個
◆PitchCrow-G
価格:オープン(2,200円前後)
発売日:BK(ブラック) 2015年7月下旬、WH(ホワイト) 2015年8月下旬

この記事をポスト

この記事の関連情報