【ライブレポート】チキパ、涙の赤坂BLITZ公演＜腹筋大博覧會＞。「まだまだ私たちは上を目指す」

アンコールを求められて、再度ステージに登場した9人。ここで、関根優那が今の想いをあらためて口にする。

「チキパはですね、この半年間、名阪ライブ、そして先程まで行なっていた＜Cheeky Boot Camp＞のライブハウスツアー、そして今日6月28日のワンマンライブと、たくさんライブする機会がありました。その中でも私たちは、毎回、“どうやったらきてくれたすべてのみなさんに気持ちが届くかな”って、みんなと試行錯誤しながら、たくさんたくさん話し合ってライブを考えてきました。その中で一番学んだことは、ライブに向き合うことの大切さと、みなさんあってのライブで、みなさんと向き合うことの大切さをこの半年間ですごく学べたなって思っています。」

「正直、悔しいこともたくさんありましたし、もどかしいこともたくさんあったけど、でも、ファンのみなさんが直接握手会で、そしてTwitterのリプやブログのコメントとか、そういう場面で“チキパの夢を叶えるために協力するよ”って。“周りのみんなにもチキパのこと知ってもらいたいから、どんどんチキパ、まわりに知ってもらえるように広めているよ”って、たくさんの声をいただいて。私たちが知らないところでも、みなさんが私たち以上にチキパのことを考えて、拡げてくださっているってことを感じたのがすごくうれしくて。本当に本当にうれしくて。私たちもみなさんからたくさんのパワーをもらっているなってすごく感じていました。今日きてくださっているみなさんも、ニコ生を見てくださっているみなさん、今日来れなくても応援してくれているみなさんに、本当に感謝しています。」

「ですが、私たちはまだまだ成長の途中ですし、もっと大きいところを目指しています。これからたくさんライブしていく機会があると思いますけど、その中でもどんどん成長していって、ひとりでも多くの方とこうやってライブの楽しい時間を一緒に楽しんでいけるように、私たちももっとがんばっていかなきゃなと思っています。そのためにも、みなさんの協力が必要だし、今まで以上に9人全員力を合わせてがんばっていかなければいけないと、しっかりと思っています。」

「これからチキパの夏が始まりますが、その中でも新曲や、私たちはまた夢に向かってがんばっていくという姿をたくさんの方に見ていただきたいと思っています。みなさんと会う機会もたくさん増えると思うし、その中でたくさん私たちも成長して、みなさんと一緒に夢を掴めていけたらいいなと思っています。」

「まだまだ私たちは上を目指して、どんどん大きなステージを目指してがんばっていきたいと思いますので、みなさんこれからもチキパについてきてください。よろしくお願いします！」

関根の発言に、最年少、鈴木真梨耶は涙を浮かべ、公演最後の曲「M.O.N.ST＠R」が始まってもそれを隠すことなく、むしろ涙を振り切るかのように全力でパフォーマンスし続ける。“お姉ちゃん”鈴木友梨耶も＜僕らがNo.1＞と熱唱しながら涙を拭う。見ると、みんな涙を浮かべながら、チキパの掲げる想いが詰まったこの曲を歌い上げている。

今のCheeky Paradeが今、できるすべてを総動員して全力で挑んだ赤坂BLITZ公演。ラストは彼女たちのこれまでの頑張りが思わず溢れだした、そんなライブとなったのであった。

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なお、本公演ではチキパからいくつか発表がなされている。最後にまとめておきたい。

まずはTBS『恋んトス』にてメンバー出演のレギュラーコーナーが決定。7月16日から放送開始となる。

さらに夏フェスやイベントへの出演も決定。8月1日と2日が＜TOKYO IDOL FESTIVAL 2015＞に、8月3日はa-nation islandの＜IDOL NATION × TOKYO IDOL FESTIVAL ～KOO MEETS IDOL KOO輩 大集合！～＞に、9月12日は＜AOMORI ROCK FESTIVAL'15～夏の魔物～＞に登場する。また、9月5日には＜Cheeky Parade チキパの遠足～海の幸編～＞を開催する。

そして最後に、関根優那からは、Cheeky Paradeとして、7月15日リリースとなるシングル「M.O.N.ST＠R / カラフルスターライト」とはまた異なる、さらなる新曲の制作が宣言された。

text by ytsuji a.k.a.編集部（つ）