【インタビュー】Q'ulle いとくとらのスマホから写真を発掘。活動を振り返る

ポスト

■ できたばかりのアルバムを手に取る

── じゃあ、そんな活動をしているQ'ulleですが、アルバムが出来ました。

いくら:出来ました。

── 手にとった感想をどうぞ!

いくら:デキちゃったぁ。

── 妊娠か!(笑) でも、子供みたいなものでもありますよね。

いくら:まぁ、初めてですからね。あらゆることがQ'ulleになって初めて起きていて。自分の身に。感動の毎日です。感動しました。自分のCDアルバムが出来て。こんなオシャレで。私はこのステッカー風なのが気に入ってます。かわいい。このジャケットのイラストも今までの曲のモチーフが入っていたりして。「HEARTBEAT」とか「mic check one two」とか。「ONI」の角だったり、「Chain」の鎖だったり。

── おぉ!

いくら:そういうモチーフが少しずつ入っていて、素敵だなって。

── 言ってしまえば、このイラストがジャケットになった“Reason”もそこにあった、と。

いくら:「Reason」ね(笑)。「Reason」めっちゃ好きなんですよねぇ。我が子のようで全部好きなんですけど、アルバムとして推していきたい曲はやっぱり「Reason」かなって思いますね。このアルバムはQ'ulleができるまでの集大成じゃないですか。これからも続きますけど、とりあえずこれまでの集大成というか。その思いが、この「Reason」には込められているかな、と。全部聴いてほしいですし、全部好きだし、全部思い入れはあるんですが、「Reason」は多くの人に聴いてほしいなと思います。

── なるほど。ほら、今って、アルバム出してもみんな忙しいのか、最初から最後まで聴く機会ってなかなかないじゃないですか。配信だと1曲単位でも買えちゃうし。だから“せめて、これだけ聴けばいい”みたいな位置づけなんですかね。

いくら:みんなiTunesに何曲か曲を入れてると思うんですけど、そのなかでも「お気に入りフォルダ」を作っていると思うんですね。それには入っていてほしいなって曲です。まぁ、全曲入っていてほしいですけど。

── ま、そうですよね。

いくら:私は、自分たちの曲を聴いて共感してもらいたいんですよ。自分たちの心境を歌ってる曲が多いんですけど、もちろん聴いてくれる方は、私たちとは違う生活をしていると思うんですけど、でも似たような感情とかは必ず生まれて持っていると思うんです。だからそれを感じて共感してもらえたら成功かな、と思うんですよね。
この記事をポスト

この記事の関連情報