【イベントレポート】私立恵比寿中学、転入生続々?
6月20日(土)、私立恵比寿中学が音楽とお笑いのエンタテイメントフェス<YATSUI FESTIVAL 2015>に出演した。
◆私立恵比寿中学画像
<YATSUI FESTIVAL 2015>は渋谷エリア10会場と連動したやついいちろう主催のイベントで、6月20日(土)、21日(日)の二日間にわたって開催された。「日本で一番出演者が多いイベント」としても知られており、2015年で4回目を数えるがこれまですべてチケットがソールドアウトしている人気イベントだ。
エビ中は、6月20日(土)14:30にTSUTAYA O-EASTに登場、この日も恒例のSE「ebiture」からパフォーマンスが始まるかと思いきや、幕が上がるとステージ中央、DJ台の前に鎮座したタブラ奏者ユザーンによる神々しいソロ・パフォーマンスがお目見えした。エビ中のメンバーが上手と下手に分かれて4名づつ登場し立ち位置につくと、「チュパカブラ」からパフォーマンスがスタート、あまりに意表をついたオープニングに、オーディエンスも吃驚だ。
「チュパカブラ」は、レコーディングにユザーンが参加していたことからこの共演が実現したが、曲終わりで改めてメンバーから「転入生」として紹介され、ユザーンのプロフィールに関してエビ中のメンバーがあれこれ質問するという一幕も。続く2曲目にも「転入生」として魔法少女になり隊がステージに呼び込まれ、彼らの提供楽曲で2nd full Album『金八』に収録の「ちちんぷい」をパフォーマンス、この日の為に彼らがが制作したスペシャル映像にあわせてアッパーなステージングを披露し、フロアを盛り上げた。
3曲目の「転入生」は、エビ中ファミリー(ファン)にとってもお馴染みのレキシこと池田貴史だ。エビ中レギュラー番組「永遠に中学生(仮)」での共演に始まり、さいたまスーパーアリーナでのゲスト参加など、今までの関係性の深さがうかがい知れる仲睦まじい和気あいあいとした雰囲気の中、番組からうまれたレキシ書き下ろしの「頑張ってる途中」がパフォーマンスされた。途中には、現在レギュラー番組「エビ中++」を共にしている流れ星ちゅうえいがハプニング登場する場面も見られた。
最後は「買い物しようと町田へ」でホーンセクションのアレンジを担当した渋さ知らズから4名のホーン隊に加え、ドラムス、ベース、ギター、パーカッション、トランペットが新たに参加、さらには五五七二三二〇のデビュー曲「半世紀優等生」のプロデュースを手掛けたKenKenまでもがスペシャルゲストとして登場、所狭しと居並んだそうそうたるミュージシャンとの豪華共演が実現した。
Photo by Soshi Setani
スペシャルゲスト・プロフィール
【U-zhaan】1977年、埼玉県川越市生まれ。18歳の頃にインドの打楽器・タブラと出会い、修行のため毎年インドに長期滞在するようになる。1999年にはシタール奏者のヨシダダイキチを中心としたユニット・サイコババに参加し、2000年からはASA-CHANG&巡礼に加入。2005年にはsalmonとともに「タブラの音だけを使用してクラブミュージックを作る」というコンセプトのユニット、salmon cooks U-zhaanを結成する。この頃から世界的なタブラ奏者であるザキール・フセインにも師事。2010年にASA-CHANG&巡礼を脱退したのち、rei harakamiとのコラボ曲「川越ランデヴー」を自身のサイトで配信リリースした。またインド滞在時のTwitterの投稿をまとめた書籍「ムンバイなう。インドで僕はつぶやいた」「ムンバイなう。2」も話題に。現在は日本を代表するタブラ奏者として、ジャンルを超えた幅広いアーティストと共演している。2014年9月にはソロ名義での初のアルバム「Tabla Rock Mountain」をリリースした。
オフィシャルサイト:http://u-zhaan.com/
【池田貴史(レキシ)】
福井県出身。1997年SUPER BUTTER DOGのキーボーディストとしてメジャーデビュー。デビュー当時からアフロヘアがトレードマークで、プレイヤーとしてはもちろん、ライブにおけるファンキーなエンターテナーぶりと喋りのセンスも評価が高く、TVではイケチャンとしても活躍中。2004年より中村一義らと共にバンド100sのキーボーディストとして活動。日本の歴史に造詣が深く、ソロ・プロジェクト、レキシとして2007年アルバム『レキシ』でソロデビュー。ファンキーなサウンドに乗せて歌う日本史の歌詞と、ユーモア溢れるステージングで話題を呼ぶ。現在までに、『レキツ』『レキミ』『レシキ』と4枚のアルバムをリリース。アルバムにはいとうせいこう、椎名林檎、斉藤和義、持田香織(Every Little Thing)、秦 基博、山口隆(サンボマスター)、Bose、ANI(スチャダラパー)、安藤裕子、Mummy-D(Rhymester)といった豪華ゲストが参加している。また、毎回初回10,000枚のジャケットを手書きし、その模様をUst配信し話題となる。2014年6月4日にビクターエンタテインメント/伽羅古録盤(カラフルレコーズ)に移籍し、4枚目となるアルバム「レシキ」をリリース。7月1日から全国9ヶ所11公演の全国ツアー<レキシツアー もう一度遺跡について考えてみよう>、8月20日(ハニワの日)には自身初となる日本武道館ワンマンライブ<レキシツアー もう一度遺跡について考えてみよう~大きなハニワの下で~>も行い、満員御礼にて終了した。12月には、世界的ピアニスト上原ひろみが参入した東名阪ツアー<レキシ & オシャレキシ「レキシ 対 オシャレキシ~お洒落になっちゃう冬の乱~」>を行い、より音楽的なステージングを披露。こちらも大盛況のうちに幕を閉じたその他、椎名林檎、私立恵比寿中学、やついいちろうなどのプロデュース、怒髪天、SAKEROCK、星野源、サンボマスターなどでサポート・キーボーディストとして参加、「タモリ倶楽部」、池田がサウンドロゴも制作したCM「マルちゃん麺づくり」への出演や、現在はフジテレビ「アフロの変」のメインMCを務めるなど、多方面で活躍中。2015年6月13日より公開された是枝裕和監督作品「海街diary」では、役者としても初出演を果している。
オフィシャルサイト:http://rekishi-ikechan.com/
【魔法少女になり隊】
開発者/Baのあだるとゆうくんによって、ゆとった3人ゆとらない2人で結成された商業目的のクリエーター集団。活動開始から4カ月ロッキング・オンが主催するRO69JACKで優勝!初ライブから5回目のライブでROCK IN JAPAN FESTIVAL2014に出場する!自身の活動だけにとどまらず私立恵比寿中学への楽曲提供をするなど話題沸騰。RPG様相をとりいれた設定で曲や歌詞で映像に反映されている。Vo.火寺バジルが魔女にかけられた呪いを解いてもらう為冒険するというくだり。その為Vo.火寺バジルは魔女にかけられた呪いで歌う時以外はMP(マジックポイント)の消費を避けるため普段は声を出すことが出来ない。ジャンルはRPGノージャンルミクスチャーを掲げ、ロキノン系、ヴィジュアル系、アニソン系、エモ系、他どんなジャンルのアーティストにでも絡みにいく。
オフィシャルサイト:http://mahousyoujoninaritai.com/
【渋さ知らズ!】
1989年9月、不破大輔を中心に第一回目のライヴを行う。フリージャズをベースにした大所帯バンドだが、オーケストラ編成だけでなく、中編成や小編成でも活動する。ステージはミュージシャン、舞踏家、ダンサー、パフォーマー、映像などによって構成され、同時多発的な「イベント」が連続し、観客を熱狂させていくことから、祝祭的なバンドと評される。FUJI ROCK FESTIVAL(日)SUMMER SONIC(日)GLASTONBURYFESTIVALS(英)MOERS FESTIVAL(独)ROCCELLA(伊)NANTES(仏)QUEBEC(加)をはじめとする、国内外の大型フェスティバルで高い評価を受け、数度の長期ヨーロッパツアーを行っている。
オフィシャルサイト:http://shibusa.net/
【KenKen】
小学生の頃からベース、ドラム、ギターを始め、 2001年、15歳の時にベーシスト、コンポーザーとしてバンドを結成、 下北沢のライブハウスを拠点にライブ活動を始める。 同時に高田エージ(ex.SUPER BAD)率いる、 Steve Eto(ex.PINK)率いる<二枚舌>、それぞれにベーシストとして参加。 自身のバンドをはじめ複数のバンドでライブ、セッションを重ねながら、 ティーンエイジャーとは思えぬ圧倒的なベース・プレイと存在感があちこちで評判となり、注目の存在となる。 2003年、SUGIZO(ex.LUNA SEA)のソロバンド、 うつみようこ(ex.SOUL FLOWER UNION)のライブに参加、 その他にも様々なミュージシャンから誘いを受け、ひっぱりだこ。このとき弱冠17歳。 2004年、自身のバンドは解散。RIZEに サポート・メンバーとして参加。同時にソロ活動の準備に入り、楽曲制作、デモテープ制作を開始。 2006年4月からはにベーシストとして正式加入。6月には満を持してソロ・アーティストKenKenとして、 アルバム『PARTY of INVADERS』(Columbia Music Entertainment)をリリース。ドラム、ベース、ギター、プログラム、ヴォーカル全てを自身で演奏、アレンジ、プロデュースした、 20歳でのメジャー・デビュー。
オフィシャルサイト:http://kenkenweb.net/
「夏だぜジョニー」
2015年6月17日発売
完全生産限定BOX DFCL-2140~3 CD+TOWEL \5,000税込
通常盤 DFCL-2144 CD \1,200税込
1.夏だぜジョニー(作詞・作曲:RYO from ORANGE RANGE、シライシ紗トリ)
2.脳漿炸裂ガール(作詞・作曲:れるりり) ※映画『脳漿炸裂ガール』主題歌
3.夏だぜジョニー(Less Vocal)
4.脳漿炸裂ガール(Less Vocal)
ツアー会場限定盤 DFC7-2 CD \1,200税込
1.夏だぜジョニー(作詞・作曲:RYO from ORANGE RANGE、シライシ紗トリ)
2.吟遊詩人(作詞・作曲:小春(チャラン・ポ・ランタン)
3.夏だぜジョニー(Less Vocal)
4.吟遊詩人(Less Vocal)
オンライン(forTUNE music)限定盤 DFC7-3 CD \1,200税込
1.夏だぜジョニー(作詞・作曲・編曲:RYO from ORANGE RANGE、シライシ紗トリ)
2.キャンディロッガー(作詞・作曲:井手コウジ)
3.夏だぜジョニー(Less Vocal)
4.キャンディロッガー(Less Vocal)
iTunes「夏だぜジョニー コンプリートパック」配信
https://goo.gl/S2MSen
「夏だぜジョニー コンプリートパック」
1.夏だぜジョニー
2.脳漿炸裂ガール
3.キャンディロッガー
4.吟遊詩人
5.夏だぜジョニー(Less Vocal)
6.脳漿炸裂ガール(Less Vocal)
7.キャンディロッガー(Less Vocal)
8.吟遊詩人(Less Vocal)
「ベストヒットEBC」(DFXL-47)
2015年6月17日発売
Blu-Ray ¥5,500税込
※QUICK JAPAN編集!ファン必携の教科書「ベストガイドEBC」付
1.オープニング
2.仮契約のシンデレラ(Long ver.) ※初公開
3.MC(柏木ひなたベスト3)
4.放課後ゲタ箱ロッケンロールMX
5.Go! Go! Here We Go!ロック・リー
6.MC(小林歌穂ベスト3)
7.大人はわかってくれない
8.梅
9.MC(真山りかベスト3)
10.頑張ってる途中
11.MC(松野莉奈ベスト3)
12.手をつなごう
13.MC(廣田あいかベスト3)
14.禁断のカルマ
15.未確認中学生X
16.未確認中学生X(サークルKサンクス ver.)
17.MC(安本彩花ベスト3)
18.ザ・ティッシュ~とまらない青春~
19.オーマイゴースト?~私が悪霊になっても~
20.もっと走れっ!!
21.MC(中山莉子ベスト3)
22.U.B.U.
23.バタフライエフェクト
24.MC(星名美怜ベスト3)
25.ハイタテキ!
26.MC
27.誘惑したいや(Live ver.)
28.ラブリースマイリーベイビー(Live ver.)
29.幸せの貼り紙はいつも背中に(Live ver.)
30.フユコイ(Live ver.)
31.エンディング
特典映像1 メイキング
仮契約のシンデレラ ※初公開
梅 ※初公開
手をつなごう ※初公開
禁断のカルマ ※初公開
未確認中学生X ※初公開
バタフライエフェクト
ハイタテキ!
特典映像2
半世紀優等生 /五五七二三二〇
◆私立恵比寿中学「夏だぜジョニー」特設サイト
◆私立恵比寿中学オフィシャルサイト
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