【インタビュー】Q'ulle まなこ&やっこのスマホから写真を発掘。活動を振り返る

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■ 「売れる以外に道はない」という決意

── やっこさんは歌を楽しめてますか? ……あ、ラップは楽しめてる?

やっこ:ラップは楽しめてるんですかねぇ?(笑) さっき「ステージに立ったときの気持ちは前のグループのときとは違う」って言ったじゃないですか。前は楽しければいい、「楽しければ正解」っていうのが私の中にあって。「踊ってみた」って楽しいものだから、ステージは楽しいものだと思っていたんですけど。でも、Q'ulleになってからは楽しいという気持ちだけじゃできない。楽しいという遊び感覚だけの気持ちじゃできないから、お仕事としてちゃんとやらなきゃっていう気持ちになっていて。でもその分、やりがいもあって。お客さんも“楽しいから見に行こうかな”って人が多かったと思うんですけど、「武道館を目指します」って言っているから、お客さんも武道館に一緒に行きたい、と言ってくれていて。だから環境はすごく変わったなと思いますね。

── 腹をくくっているというか。後がない。後がないというのはちょっとあれかもしれないですけど。

やっこ:でも、Q'ulleでも最初の頃は「売れないと、どうしよう」っていう気持ちだったんですけど、今は「売れる以外に道はない」と思っていて。前のグループでも事務所に所属はしていたんですけど、スタッフさんの数も違うし、こうやってインタビューしてくださったりとか、関わってくださっている人たちに会えば会うほど、“この人たちが私たちのために動いてくれてるんだな”っていうのが目に見えてわかる。それがすごく多くなって。だから売れる以外は考えられないというか。売れて、関わっている人たちに“Q’ulleと一緒に仕事をしていて良かったな”って思ってほしいなと思ってますね。

── たとえば私が、5年後とかに「Q'ulleっているじゃん? 彼女たちにインタビューしたことあるんだよ。」って、誰かに言う、みたいな。

やっこ:やばい! 言ってくれるようになります! 「デビューして半年経ったぐらいのときのQ'ulleにインタビューしたんだぜ」って言ってほしい(笑)。

── え、まだ半年とかそんな感じだっけ?

やっこ:結成からはもう少し経ってるんですけど、メジャーデビューは2015年の1月14日なので、半年ですね。

── アストロホールのときは?

やっこ:アストロホールはデビュー前の2014年12月29日です。

── そうなんだ。まだそんな感じなんだ。

まなこ:そうなんですよ。長いことやってる気もしますしね。詰め込みすぎなんですね、きっとね(笑)。
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