井上陽水、デビュー時レーベルに40年ぶり復帰。『UNITED COVER 2』リリース決定

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井上陽水が、1972年にデビューしたポリドール(現ユニバーサルミュージック)に復帰することが発表され、あわせて、7月29日にアルバム『UNITED COVER 2』を発売することも明らかになった。

史上初のミリオンヒットであり、日本音楽史に残る名盤「氷の世界」のリリース40周年を記念して開催された、長期にわたる全国ツアーを3月に完遂した井上陽水が、早くも動き出す。

「氷の世界」の大ヒットをはじめ、名実ともにポリドールの代表的なアーティストだった井上陽水は、1975年6月に自身も設立メンバーとなり立ち上げたフォーライフ・レコードへ移籍。それ以来となる40年ぶりのレーベル復帰となる。

加えて発表された『UNITED COVER 2』は、彼が2001年にリリースしたカヴァーアルバム『UNITED COVER』の第2弾。『UNITED COVER』は出荷枚数80万枚の大ヒットとなり、昨今のカヴァーアルバムブームの先駆けとなった作品だ。今作も時代を彩った名曲を井上陽水がカヴァーをする。中でも注目は、自身の代表曲「氷の世界」のセルフカヴァーや、井上陽水がデビュー当時から人気を二分していた吉田拓郎の「リンゴ」。両曲とも世界的サルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスのとの競演により、原曲とはまた違った魅力を持った楽曲に仕上がっている。

その他にも「シルエット・ロマンス」(大橋純子 1981年)、「リフレインが叫んでる」(松任谷由実 1988年)、「有楽町で逢いましょう」(フランク永井 1957年)、「夜霧よ今夜も有難う」(石原裕次郎 1967年)など、名曲ばかり。ボーナストラックにオリジナル最新曲、「女神」、「瞬き」も収録した、贅沢なカヴァーアルバムとなる。

井上陽水『UNITED COVER 2』

2015年7月29日発売
UPCH-2049 ¥3,000(税抜)
※収録曲および曲順:( )内は 原曲歌唱者 原曲発売年
1.シルエット・ロマンス/(大橋純子 1981年)
2.黄昏のビギン/(水原弘 1959年)
3.リフレインが叫んでる/(松任谷由実 1988年)
4.リンゴ/(吉田拓郎 1972年)
5.有楽町で逢いましょう/(フランク永井 1957年)
6.夜霧よ今夜も有難う/(石原裕次郎 1967年)
7.女神 / bonus track(オリジナル楽曲 新曲)
8.瞬き / bonus track(オリジナル楽曲 新曲)
9.あの素晴しい愛をもう一度/(加藤和彦と北山修 1971年)
10.I WILL/(The Beatles 1968年)
11.夢で逢いましょう/(坂本スミ子 1961年)
12.SAKURAドロップス/(宇多田ヒカル 2002年)
13.氷の世界/(井上陽水※セルフ・カバー 1973年)
※オルケスタ・デ・ラ・ルス参加楽曲
「リンゴ 」/「女神」/「瞬き」/「I WILL」/「SAKURAドロップス」/「氷の世界」

◆井上陽水オフィシャルサイト
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